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The story of Japanese montanaman(シングルファーザーモンタナまん崖っぷちアメリカ人生奮闘記)

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2016.12.11
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カテゴリ:政治、思想関連
「まだ、結婚しないのか」とか「そんな仕事についているのか」と押し付けられる価値観は、いまだに高度経済成長期を前提にしたものだったりするんだ。終身雇用、マイカー、マイホーム、専業主婦、子供に囲まれた幸せな暮らし。当たり前のささやかな幸せだと思っていたものが、いかに困難なことであるかを叩きつけられる。それまで疑うことなく信じてきたことが、途端に信じることが出来なくなる。そんな経験をする世代を「ロストジェネレーション」というんだ。
バブル崩壊までの高度経済成長の時に叩き込まれた人生モデルがほぼ不可能であることを体験した世代。オイラの世代は団魂ジュニアと呼ばれる世代なんだけど2000年代以降はこのロストジェネレーションと呼ばれているんだってね。この世代はバブル崩壊後の就職氷河期を体験し、非正規雇用、フリーター、あるいはネット難民にならざるえなかった世代。そしてオイラの世代とロストジェネレーション世代は似たような経験を時代を超えてしているんだよね。
これは単に景気の問題ではなくて「自分とは?」「自分の存在とは?」生き様に疑問を抱く「時」を経験をしていたんだと思う。
オイラの場合は留学目的で海外へ飛んでしまったお陰で「自分とは」と疑問を抱く代わりに「日本人とは」を考え悩んでしまったけどさ。

グローバル化とは何も英語が出来たり日本以外の世界にビジネス進出することじゃないと思うんだ。グローバル化とは世界水準において日本人がどうあるべきか?または個人が世界水準においてどう生きていけるのか?そんな意味があるんじゃないかと思う。それを体験するにあたって「英語を話せる」は力強いツールであることには間違いは無い。
どんなに背が高く、スリムで頭が良い大学を卒業していて、お金持ちでも「外国」では遊びには行けるし、1人でもそこそこ生きてはいける、だけど言葉、文化の壁を乗り越えて外国人との共存は難しいのが現実だ。

そしてこのグローバル化の向こうには...ロストジェネレーションが待ち受けているんだよ。外国では世代関係なしにほぼ全員が「ロストジェネレーション」だからね。(苦笑)
自分とは?自分は何をしたいか?何が欲しいか?何を注意するのか?こんなことばかり考えなければいけない。だから自己中心的主義になってしまうのが仕方のないこと...自分たちが何かを信じるのではなく自分たちが自分を信じるしか術は無いんだ。

そういう意味では日本社会は十分にグローバル化してしまったんではないかな?

みんなはどう考えるのかな?





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最終更新日  2020.04.02 05:04:09
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