カテゴリ:政治、思想関連
以前も紹介したけど、Al-anonというアル中や中毒者の家族や友達とどの様にせっするかを話し合う団体がある。そのMeetingに久しぶりに参加したんだ。
中毒患者...この表現だと特に薬物中毒を想像するでしょ?だけど違うんだよ。中毒にはいろいろある。タバコ中毒、ゲーム中毒、フェイスブック中毒、SNS中毒、Sex中毒、ギャンブル中毒、潔癖症、ラーメン中毒、やめられない事は全てあてはまる。そのような中毒患者が身内や友達にいたらみんなはどうする?汚いものに蓋をするように振舞うのか?それが最愛の奥さんや子供達だったら?別れたり、突き放せばよいのか?解からないでしょ?どうすれば良いか。そうなると自分には関係がないとは言えない。 だから自分のためにもこの度はこの会に参加したかったんだ。 ここでは誰一人「あなたはこうするべきだ」とは言わない。先生はいないんだよ。自分達の経験話をして、それをみんなでしっかりと聞いて、そこから自分との共感する部分をもとにして自分で考えて、自分で決めて、自分で行動をする。自分が生徒でもあり、先生でもある。 こういう考え方ができるのは素晴らしい。簡単のようで実はかなり難しいけどね。ここで出会った人達は皆がチャレンジャーだから気が合うんだと思う。それに同じ悩みを持っているのは自分だけじゃない、他の多くの人達も似たような悩みでもがき、苦しんでいることが解かるだけでも気持ちがスッキリする。すると不思議な事に良い考えが身につき、行動すると自然と良い結果につながるんだよね。 もう隠さなくても良い。自分だけで我慢する必要はない。共通の思いを持った人達に気持ちをうちあける。そうしたら意外と簡単に自分にあった答えがみつかりやすくなった。 中毒とは違うけどイジメの問題にもこの考えは当てはまる。 我慢をすることに美学をおしつけられる日本社会との違いはここに感じた。 我慢が悪いとは言わない、だけど必要以上の我慢は良くない。ただそれだけ。みな頭ではわかってるけど心がうけいれないだけだ。 我慢できない奴はダメな奴というレッテルを社会が貼るからね。心はその事を頭以上に根深く感じているからだね。 この会の趣旨は自分の心の開放を他人とのコミュニケーションで操作するというわけだ。 つまり正しいコミュニケーションをちゃんとすれば中毒者の本人も救う事はできるし、その家族、友達までも救う事ができるんだよ。 そんなの当たり前だよ!と思ったあなた!そう思う人程意外とわかってないんだよ、実際にそういう状況になったらさ。あわてちゃうの。今日は考えさせられた日だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.04.02 04:44:20
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