十何年ぶりに日本人のヒッチハイカーと一宿一飯の経験をさせてもらった。それはそれで新鮮な出来事であり、ブログのネタとしては良かったんだけどさ。現実的には18歳の国虎君を見ていたら親心からとても心配になったよ。オイラもどうしようもない不安定でハチャメチャな3人の娘達を持つ一応父親だからね。若気の至りで突き進む彼が気になるよ。彼は生まれて記憶もないうちに父親は離婚。母親と祖母に育てられた一人っ子。そんな彼が日本一周ヒッチハイクの旅を終えて、すぐに初外国、アメリカを選び、アメリカで同じことに挑戦している最中。気持ち的には良く彼の気持ちは理解は出来るよ...だけどさここはアメリカなんだよ。日本じゃないんだよ。危険なんだよ。日本のように簡単にすべてが手に入るわけでもなく、国民が人情意識を備えているわけでもなく、変質者達が多く潜んで普通に生活をしている国なんだよね...この国では誰も知らない人間を信じてはいけない。わかっていてもオイラはたまに信じようとしてしまうけどね。この前もホームレスのリチャードを泊めたけどさ。境界線ははってたもの。リチャードはゲイではなかったけどね。
事実、国虎はオイラと出会う前にアメリカに来てから5日後に既にゲイに襲われる経験をしてしまったらしいし...オイラですら20年間はゲイに襲われることなどなかったのに...
そして昨日の朝、国虎を送り出したんだけど、彼から昨夜電話があってヒッチハイク2台目がゲイの人で数時間の移動中はかなり緊迫した状態だったらしいよ。しかも190センチはある大男。関ジャニ系のルックスを持つ国虎は彼がどの様な目で見られているかまだ自覚がないんだろうね。泊まった時に説明をしたんだけどね。若くもなく中年の普通の顔のオイラでさえゲイのお気に入りになっちゃうんだよ!?そんなゲイ社会を持つアメリカで国虎は格好の獲物だよ。本人は乗る前にゲイかどうか聞くから大丈夫なんて言ってたけどさ…獲物を狙っている悪党なゲイが正直に「はい、私はゲイですよ。」なんて言うわけがないじゃん...とにかく生きてこの旅が終わればいい...なんて本人は話してたけどさ。所詮は他人事だからもの凄く心配まではしないけど。それでも国虎のお母ちゃんはオイラと似たような年だか親心的に心配なんだよね。どうなることやら。国虎のアメリカヒッチハイクの今後に注目をしてみたいと思う。
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最終更新日
2020.04.02 13:24:54
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