カテゴリ:政治、思想関連
組織票が生まれる仕組み
一見、関係無さそうな我が子のスポーツチームの応援という大義で選挙に絡む組織票が出来る。 世に存在する法人スポーツ協会。そういう団体、協会の理事等の裏には政治家がついている訳だ。 現職議員を応援する先輩の天下り元議員が理事をしている町のスポーツ協会の組織構造が生まれる会話を想像してみたい。 ママ友1 奥さん、私Aコーチにここのグランド使用許可が優先的に配慮されるから今度の選挙は自民党の候補者に投票するように親ごさん達をどうにかまとめて欲しい、どうにかならないか?と頼まれたんだけど奥さんどうしましょう? ママ友2 子供達の練習が出来ないと困るし、スポーツをやっているという事も受験に関係するしね... それじゃ、@@@さんを応援する為にチームの親達に声をかけるわね! 始まりはこんな感じだそうだ。 そこからはそのママさん達のコミュニケーション力任せ。 つまり、コーチは常に見ている、そして選んでいるのです...そういうママ達を... 又はコーチの権限で全員の親に一応、通達、連絡は出来るようです。選挙の時は子供のチーム運営が存続するためにお願い致しますって話です。 職場ではどうか? あの議員立候補者はうちの会社の組合出身だから会社としては自民党の誰さんに投票するように。これは社命でありこれに反対するべきではない。 このような論理の下で選挙日、投票所へ行く際は他の社員達との合流を強制されたり厳格に投票者の名前を明記させられた結果から組織票が生まれていくのである。 しかし、そこには裏切り票の存在が有ることも事実。その動機は様々である。 疲れている体を癒す日曜日に社命的な命令に腹がたち、投票寸前に他候補者の名前に書き換え、自分の会社への反骨精神に酔い知れる傾向があるそうだ。 そこで、若いイケメンの男女候補者に投票してしまう裏切り投票が生まれるのだ。 この区別は投票の時に解る。棒線で消されていたら殆どは裏切り票だそうだ。 身近な個々の利害問題が組織票を生んでいる、それを崩す事は無理である。 どの様に投票に行かない40%以上の有権者達をまとめあげ、新しい組織票構築をネットを利用しどこまで確実な展開を開けるのか。注目していきたい。 これには未来の働き方の構築にもほぼ同じ新展開が訪れた事も蛇足では有るがつけ加えてみました。 とにかく投票率を上げないといつまでも組織票に操られるだけ。 AIの導入、GPSに管理されている私達は選挙日の行動も全て把握されているって考えただけでも恐い社会になったと言わざるおえない。 こわいこわい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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