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ソフト部コーチ日記

ソフト部コーチ日記

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2013.03.03
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うちの子が突然左打ちになりたいと言い出してから、1ヶ月半が経過した。

まず理由を聞くことから始まった。「あまり足が速くないので、一塁ベースに近いほうがいい。」「自分には長打力がなくゴロが多い。右打席ならアウ トになる内野ゴロが左打席なら内野安打になる可能性がある。」「打った瞬間、一塁へのスタートがきりやすい。」小2でこれだけのことを知っていれば、普通 の親なら即左打ちOKだろう。

しかし、私は部活で他の子も教えている。好奇心旺盛の連中ばかりなので、いきなり学校の練習で左打ちをさせだすと、みんなが真似したがる。「コーチの子供だから特別扱い」なんてことにもなってくると考えた。

そこで、子供たちを説得させるだけの理由が必要となった。2つの約束。『1ヶ月間毎日素振り100回。』『2度と右打ちに戻さない』これができなければ左打ちにさせないことを約束させた。

体調が悪く休んだ日もあったが、毎日の素振りの約束は守られた。右打ちに戻す気もないようだ。

やっと学校の練習で左打ちの練習が可能となった。予想どおり、左で打ちたい子供でいっぱいになったが、「1ヶ月毎日素振り100回」という言葉で、本気でやろうとする子はいなくなった。

とは言っても、簡単には打てるわけがない。ちょっと空振りを連発すれば、まわりから「右に戻せ」という言葉が浴びせられる。本人には逆にその言葉が励みになっているような感じだわーい(嬉しい顔)親に似て負けず嫌いだから、いつか左でガンガン打ってやるという気持ちが強いようだ。

最近、少しずつ空振りが減り、打球が前に飛ぶようになった。しかし、本人はまだまだ納得いってないようで、毎日の素振りは今も続いている…

 

以上、このときはこうだったが、あまりにも結果が出ず、結局は右打ちに戻したしょんぼりもしこのとき、左打ちに変えていなければ、もっと打撃機会はあったとは思うが、打席に立つ機会が少なかった分、一打席を大切にする思いが強くなったのではないかと思います。

 

5年生大会で打ったレフト線への三塁打、 そして、後期リーグ決勝トーナメント初戦で打った三塁打、この2本のヒットは、一生忘れません泣き笑い

 

これまで、ブログにない部分を振り返ってきましたが、今後の様子は、日記を読み返していただくと、いろんなことを思い出していただけると思います。

4年間、ブログを続けてきて、いろんなことがありましたが、子供たちや周りのみなさんのおかげで、いい思い出がたくさんできました。この日記で最後になりますが、今まで読んでいただいて、本当にありがとうございました。

コーチになったおかげで、人生の中でも、最高の5年間でした大笑い大笑い

 






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最終更新日  2013.03.03 23:21:22
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