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カテゴリ:プチ依存 「な」行
カラー診断で似合うと判定された色の服しか受け付けられなく症状。
さまざまな色の布をとっかえひっかえ顔に当てて、“あなたに似合う色はこれ!”と判定してくれるサービスがある。似合う色の端切れがファイリングされたオリジナル手帖が渡されることが多い。それからというもの、服を選ぶ時には常にその手帖を持参して見比べるようになる。でもサンプルの端切れとは材質や染色方法も違うのだから、ピッタリ同じ色の服というのはなかなか見つからない。似合う色の服を求めてデパートから専門店、果てはオバチャン洋品店まで探し回ったりすることになる。 デザインや機能性は二の次。とにかく、色、色、色。 さて、この依存症の人が一番こまるのが、制服である。転職しようと求人情報誌を見ても、制服の色までは出ていないことが多い。面接時に初めて社員の制服の色を見て愕然とし、待遇も雰囲気も申し分なさそうな会社なのに、あっさり断ってしまったりすることがある。 自分が一番きれいに見える色を知っておしゃれに活かすことができるのだから、女性にとってはうれしい依存症ともいえる。上手につき合っていけば、そう心配することもなさそうだ。それでも、どうしても抜け出したいと思った時の手段は一つ。だんな様や彼氏に、「君にはこっちの色の方が似合うよ」とほかの色を薦めてもらうことである。 Posted by 大島つむぎ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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