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カテゴリ:プチ依存 「さ」行
起床後、まず、フルーツをかじる、仕事の詰めに入る前に、まず、コーヒーを一杯飲む、帰宅後、夕食作りの前に(家族には「つまみ食いしちゃダメ」と言いつつ)まず、チョコレートを口に放り込む。 これらは、この依存症の典型的な例である。 「何か一口」することで、自分自身のスイッチをオンにしているのだ。 スイッチさえ入れば、後の仕事はスムーズに片付くので、比較的周囲との摩擦の少ない依存症と言える。 ただ、問題なのは、この患者にダイエットの必要が出たときである。 宣言後、「何か一口」すること自体に迷いが生じ、結果として仕事を始めるのが遅れ、患者は二重のストレスを負うことになる。 周囲としても、ダイエットは成功させてやりたいが、仕事や日常生活がスムーズに運ぶことも同様に重要なので、つい「一口」してしまった患者を見ても見ないふりをすることがこの患者にとっては何より助かることなのである。 Posted by 山椒ぼうや研究員 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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