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カテゴリ:プチ依存 「は」行
気候、風土のせいなのか、先祖代々刻み込まれたDNAのせいなのか、その原因は明らかではない。しかし当たり前のように関西では「ボケとつっこみ」のセットで会話が進行していく。 しかもただボケればいいのではない。その場の状況、メンバー、雰囲気などを瞬時にとらえた的確なボケ。そしてそれを突き刺す鋭いつっこみ。そのつっこみをひっくり返す更に大きなボケ。それを破壊する強力なつっこみ。この繰り返しが必要なのである。 そのためには発想力、人を見る目、ユーモア、瞬発力など様々な能力が必要となってくる。当然のことながら、小学校でのヒーローは勉強のできるスポーツ万能な奴ではない。気持ちのいいボケとつっこみができる者こそがスーパーヒーローと呼ばれるのだ。 かくして関西地方では各家庭で早期教育が盛んに行われる。今日もまた、若い父と母は生まれたばかりの幼子に語りかける。 「ほら、『なんでやねん!』って言うてみ」と。 Posted by 若草みゆき 研究員 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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