|
カテゴリ:カテゴリ未分類
眞千代組長、書き込みありがとうございます。
能勢さんの『遊会』(岡山にて)で、松岡さんが話されたことはホント興味深いですね。 読みかえす度に何かがサプリメントしてきます。 あと、ぼくはこのハナシに頷いた。 『僕は不特定多数というのが大嫌いなんです。まったく感心が無い。特定多数。もしくは特定少数が大好き。かえって特定少数はかえって世界と繋がるんですよね。不特定多数を相手に世界に繋がろうとしてみんな失敗するんですよ。でもね、さっきのコップ一杯から宇宙がつながる。絞り込むことで何かがつながる。しかも毎日毎日コップが違う…』 ◆最近、寝る前に一日を振り返り、思い出されたシーンを“コマ漫画”のようにB6のケントに筆ペンで描くというエキササイズ(とも云えないか…)をやっています。 これはやってみるとすぐわかるのですが、一週間くらいでだんだん描かれるシーンが固まってきます。 日記にありがちなケースで、食事のシーンと買い物のシーンと風呂のシーンと労働のシーンが繰り返しだす。 まるで一日なにも起きなかったかのように。 これはたぶん世界と繋がっていない証拠で、ここでもっと日常の“特定少数”に、 “コップ一杯”にクローズアップしていかなければならないのだとおもいます。 『墨汁一滴』正岡子規(第499夜)はスゴイ。 病室とせいぜい窓から見える庭だけの“特定少数”からあれだけの世界に繋がれる。 ああ、一滴の墨汁で十分。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|