|
カテゴリ:カテゴリ未分類
小学校の頃よく戦艦大和の絵を描いた。
カンムリのようなレーダーや、てんこ盛りになった武器を描くのが好きだった。 坂口安吾は『日本文化私観』のなかで“軍艦は終始一貫ただ「必要のみ」”で出来ているので美しいと云った。 『美しくするために加工した美しさが、いっさいない。美というものの立場から付け加えた一本の柱も鋼鉄もなく、美しいという理由によって、取り去った一本の柱も鋼鉄もない。ただ必要なもののみが、必要な場所に置かれた。』(『日本文化私観』坂口安吾) “やむべからざる実質”。 案外、少年は察知していたのかも。 ★『「敗戦という空白によって社会生活の出発を奪われた私自身の、反省と潜心のために、戦争のもたらした最も生々しい体験を、ありのままに刻みつけてみることにあった』(961夜) ★『おそらく誰にも書けない一文でもある。これ以上でもこれ以下でもない文章になっている…』(961夜) ならば これは一冊の軍艦か。 ■御神輿か鎧兜のような戦艦大和 ■こちらは縄文土器か土偶のような戦艦大和 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ◎こいつは途中で沈没した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|