読みlog:ブラックペアン1988
ブラックペアン1988/海堂尊
読了。
途中から、渡海先生の思惑と佐伯教授の過去は予想できた。
もう少し、手術の際の役割の説明(前立ち、手洗いとか)あったら読みやすかったのにと思う。
若き日の田口、速水、島津たちの登場はオマケ。
田口が血がダメになり、各々が自分の道を志したキッカケがわかる。
他シリーズの登場人物を絡ませていくのは面白いけれど、前述の3人組のくだりは本編に影響なし。
気になるのは、世良と新人看護師花房の今後の進展。ジェネラル・ルージュでは花房は独身だったから、付き合って別れたか、付き合うまで進展しなかったか。
製薬会社との付き合い方など、バブルの頃はそうだったんだろうなぁと、医療現場の変遷が窺える。
桜宮サーガとして、今後ドラマ化されるとして、勝手にキャスティング。
世良先生…瑛太さん
高階先生…上川隆也さん
渡海先生…大森南朋さん
佐伯教授…石丸謙二郎さん
2時間ドラマでいかがでしょう。