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そらぴょんのお部屋

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2005年02月07日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
結局今日は仕事行かなかった。
行った方がいいぞ~~~と頭の中じゅう思っていたのに朝起きてあっさり電話して今日も水曜も行けませんと言ってしまった。 あーあ。
あんなに葛藤したのに、あんなにこれじゃ駄目だから、自分に厳しくして人間を成長させるチャンスなんだぞと思ったのに手が勝手に電話して口が勝手に喋ってしまった。

そんな私がまだパジャマを着てノソノソしている時にヴィウマがやってきた。 やっぱり来たか・・・。
彼女のようにどうして私は出来なかったのか。
ヴィウマいわく、私が仕事に行くと思ったから来たらしい。
昨日の旦那の「自分は行きたくないくせに人を搾取して」という言葉が蘇って来た。 搾取って。 
なんか自分がものすごぉ~く意地汚いお代官になった気分である。 彼女は仕事に来たのにいきなり仕事2週目で休んでしまった自分に自己嫌悪。 そして彼女に対して気まずい。
だけど人間の出来てるヴィウマは、往生際悪く、「ヴィウマが来たから今からでも行ったほうがいいかなぁ」と聞く私に
「まぁ、あなた次第よ。」と笑顔で仕事しながら答えてくれた。 

ちょっと今日はついでにヴィウマのこと紹介しちゃいます。
私の知ってる限り、彼女ほど悟っていると言うか人間出来てる人は少ないと思う。
いつも明るくて元気。 疲れた顔してるのを見た事がない。
いろいろ用事を頼んでも常に「いいよいいよ」って感じで嫌な顔一つせずなんでもやってくれる。
ブラジルに来て初めて雇ったお手伝いさんで、もう今年で5年になる。 そらぴょんが生まれる前から来ているのでそらぴょんは生まれたときからヴィウマのお世話になっている。
当然そらぴょんはヴィウマが大好きで幼稚園に行く前に毎日「今日はヴィウマくる?」と聞いてくるくらい。
今日もヴィウマが来たら一目散に玄関に走って行って飛びついてた。

そんな彼女はシングルマザーで2人の子供を育てている。
しかも彼女は12歳の時から家計を助けるために働いて来たので小学校にも行けず、いま夜間学校に通っている。
いつ勉強する暇があっていつ寝てるのかと思うけど、成績は悪くないらしく、とても楽しそうにしている。
しかも彼女の住んでいるとことはうちからバスで1時間半くらいかかるので、うちに来るためには5時半くらいに起きてこなくちゃいけない。 そして極めつけは日曜日は早起きして教会に通っている。 まさに菩薩観音様みたいな人である。 そういえば顔もどことなく観音様みたい。 黒人だけど。。。

彼女はとても気が利いて私があれしろこうしろと言わないでも自分で勝手に仕事をしてくれるのでとても助かる。
クローゼットの中を片付けたり、そらぴょんの靴を洗ったり、私が帰るのが遅いと言わないでも晩御飯を作ってくれてたりする。 5年も働いてくれてるので何をどこに片付けるかもわかっていて散らかしていてもいつのまにか全て元どうりに戻っているまさに魔法使いのような人である。
子供を一人で育てつつ、夜間学校に通い、他人に優しく自分に厳しい。 一生懸命働いてるけど、生活するのが精一杯でたぶん外食すらめったに出来ないと思うけど、それでも常に笑顔でひねくれず、他人を妬みもしないで息抜きや気分転換におでかけや旅行なんていけない働きっぱなしの人生なのに常に明るく元気な彼女は人間として尊敬してしまう。
どうやったら彼女のようになれるのか、文句の多い私には彼女はまさに奇跡の人である。

ブラジルに住んでる最大の利点はお手伝いさんが雇える事。
自慢じゃないが、彼女がいるので掃除、洗濯、アイロンかけは一切した事がない。 唯一私がする家事と言えば晩御飯の支度くらい。 それも彼女のいる間にすれば後片付けは全部やってくれる夢のようなお手伝いさんです。
まぁ、お手伝いさんがフツーに雇えるのは、それだけ貧富の差が激しくて、しかも貧しい人が大多数だという国の事情が支えているんだけど。 
ブラジルでお手伝いさんがいるのは日本の家庭に乾燥機があるくらい珍しくない事かもしれない。 
だけどそれだけお手伝いさんがいると言う事はそれだけ全体的な教育レベルが低いので、彼女のように頭がよくて機転の利くお手伝いさんにめぐり合えるのはとても運が良かったとしかいえない。
彼女がもし子供の頃、ちゃんとした教育を受けていれば、もっといい人生があったんじゃないかなぁと思うけど、そのことでひねくれもせず、学校に行くのは自分の内面のためだといつも言っている。 

そういえば私が働きに行くと言った時、彼女は「あなたの人間的な成長のためにそれはとてもいい事だ」と喜んでくれてたっけ。 それなのに休んじゃったよ~~~!
おまけに今日はヴィウマの誕生日だった。
祝日なのに日曜祝日は商店でさえ閉まってるこのブラジルで自分の誕生日なのに律儀に仕事に来たヴィウマ。
だけど私の事攻めるでもなく、誕生日にプレゼントも何もなかったのでお金を上げたら、「今日はマックに連れて行ってもらったからそれで十分なのに」と遠慮してた。
マックはそらぴょんが好きだからたまたま行っただけだったのに・・・。
なんか自分で書いてて実在の人物じゃないみたいと思えてきた。 





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Last updated  2005年02月11日 12時00分40秒
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