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2005年03月28日
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カテゴリ:サンパウロの生活
本当は先週でやめようと思っていたお店。
だけど不動産屋に連絡が遅れたため、4月の始め頃までは閉めても開けてても家賃を払わないといけない為、それまで最終セールをしようかと思っていた私。

が、もう閉めました。
なんでかというとこんな信じられない事が土曜日に起こったから、、、、、

土曜日、9時半オープンのお店なのにラウラが着いたのは10時20分。
そらぴょんとお店を開けて待っている間、なんだかムカついてきた。
彼女は元々時間にはかなりルーズ。
だけどサンパウロは渋滞もあるし、バスで来るので多少遅れるのは大目に見ていた。 彼女の住んでいるところからは意外とバスのラインも少ないので、「バスがこなかった」とか「渋滞していた」とか言い訳されると、まぁ、いいわよと許してきた。 時間にはルーズなもののお金を盗んだりするよりましだし、売り子として別に問題ないのでまぁいいかと思っていた。
が、ここ最近は目に余るほど、遅刻して来ていた。
確かに今私はバイトもしているので、毎日いないのでなめられたりするのはしょうがいないかなとも思う。 なんせ相手はしょせん学の低いブラジル人。
少なくともバイトの休みの日の水曜日と土曜日はけっこう大胆に遅刻してきていた。 しかも連絡なし。 しかも誤りの一言もなし。
お店を続けるなら問題ありだが、どうせもう今月で閉めるので、こっちもそんなことで文句を言うのは気分が悪いし、あきれ果てていたのでもう何も言っていなかった。 人間、言われるうちが花とよく中学時代に言われた。
確かにそうである。 遅刻してはいけないなぞ、わざわざ私より年上のブラジル人に親切に忠告してあげるほど私はお人よしではないので、所詮馬鹿につける薬はないな、くらいに思ってきた。
がしかし、それにしても一言言わずには気がすまないほど、土曜日は沸々と怒りがわいてきた。
遅れる事約一時間のくせに悪びれるでもなく当然のようにやってきてやはり誤りの一言もなし。
「よくそんな遅刻してきて平然といられるわね。 私の方がまともにあなたの顔がみれないわよ。」と普通の声のトーンで言った途端、、、、
ラウラが逆切れしやがった。
「もう、たくさんなのよ! もう耐えられないわ。 あんたは私に対して尊敬の念がないのよ!」といきなり叫びだした。
はぁ? リスペクト? なんで? である。
彼女の言い分によると、お昼ご飯も外に食べにいけないのに「お昼ご飯たべたい?」って電話もして来ないし、バイト休みの水曜日もろくろく来ないじゃないの。 こんなにお店の事を思っているのにこんな扱いはひどすぎるそうである。
ここ最近遅刻してくるのは彼女の当然の権利だそうである。
「こんなところ、もう帰るわ!」と言うので、「じゃあ、どうぞ。 あなたの荷物も持って帰れば?」と言ったら、逆上しながら旦那に電話して迎えに来てくれと叫んでいた。
呆れて物もいえない。
叫んでいる奴に何を言っても埒が明かないので、そらぴょんを連れてジュースを買いに行って戻ってくると床に座って泣いていた。
逆切れして泣く。 アホか。
彼女の荷物というのは、彼女が自分で売っている化粧品のことである。
彼女の商品をただで置かせてあげて、売れた分は全て彼女の利益でしかもカードだってただで使わせてあげていた。
しかも給料だって決して安くない。 売り上げによってコミッションもあるので、最低でも700へアイス(2万8千円ほど)はあげていた。 最低賃金が1万円もいかないここブラジルでは悪くないほうである。
なのに切れついでに「訴えてやる」とまでぬかしやがった。
あ、そう。 なにを訴えるつもりなのか。。。
さらに仕事をやめる時は新しい仕事を見つけるためには勤務時間の前2時間と終わる2時間前に仕事を探しに行く権利が法律であるのにそれさえくれないと文句を言ってのけた。 仕事の面接に行くので早く帰りたいと言われた事もないし、そういわれたら断るつもりもない。 しかも一回だけ面接に行くからと行かせてあげた事もある。 確か2週間前の話である。 その日は2時間ではなく4時間も遅れてきた。 面接はそれ一回こっきりで本人が気に入らなかったのでまだ仕事は見つかっていない。 
仕事を探すための権利であって、新しい仕事を探している期間、今の仕事を2時間無断で遅れてきていいという権利ではないのだけど、たぶん彼女の頭の中ではそういう風に理解しているのだと思う。
こっちはいい迷惑である。
別に私の店で働くのがそんなに嫌ならそういえばいいのじゃないのか。
頼んでまで働いてくれとは言ってないし、強制労働させているわけでもないし、ボランティアで働いてもらってるわけでもない。
しかも「お店を閉めるのにまだいっぱい商品が残ってるからあなたを手伝うためにきてるのに」と言う始末。
なんか勘違いしてませんか?
まるで私がお金も払わずにボランティアで助けてもらってるみたいに思ってないか? 商品が残ってるからとか大きなお世話。
「私を助けようと思っている人がなんで連絡もなしに一時間も遅刻してくるわけ?」と聞いたら返事はなかった。
勘違いの塊と化した彼女は最後に「お休みのお金を払ってもらってないから後日連絡して払ってよ」と言い残していった。

今思えば、水曜は休みで土曜も働かないようになった私のバイトの話を聞いて、彼女にもそういう話がないのは不公平だくらい思っていたのかもしれない。
そういえば彼女、「私も土曜はもう働きたくないのでオフィスワークで月800へアイスくらいもらえる仕事がいいわ」などと言ってたっけ。
あるわけないだろ!と心で突っ込んだが、言わなかったけれど。
というわけでもう面倒くさいのでお店は閉めました。
今週と来週の土日でお店を片付ける予定です。

なんだかとっても納得いかない土曜の出来事が不完全燃焼なので月曜日の日記にこんな事書いてしまった。
本当は楽しかった昨日のChizurinちゃんの元旦那宅で開かれた手巻き寿司パーティーについて書きたかったんだけど、その件に関してはChizurinちゃんのホームページを参照してください。






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Last updated  2005年03月29日 09時13分30秒
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