そらぴょんのお部屋

サンパウロの皆さん、急に寒くなりましたね～。
うちは今日ホットカーペットをつけましたよ。
日本の皆さん、ブラジルはいま秋なんです。
そして意外とブラジルの冬は寒い。
気温的には日本の冬に比べたら大したことないんですけど、家の中が寒いんです。
日本のように厳しい冬に備えて暖房器具が充実していないし、基本的にスリーシーズンくらいは暖かいので、それに合わせて家が涼しく作られてるんです。
床は大理石または板張りで壁はコンクリートを打ち付けた壁なので冬はヒンヤリ。
とっても寒いです。
ガスファンヒーターやエアコンなんてない。
我が家の暖房器具はホットカーペットのみなので、カーペットにへばりついてたら極楽ですが、空気が寒いため部屋は寒い。
ま、当然ずっとカーペットにへばりついてるわけには行かないので、冬はとっても厳しいです。　日本の各部屋エアコンがあってホットカーペットとこたつとガスファンヒーターに囲まれて快適に過ごしていた冬が懐かしいなぁ。
家の中で快適に過ごしていたせいか私は冬がすきだったんですけどね。
こっちの忍の一文字の家の中で厚着しないといけない冬は苦手かも。

ところできょうはジーが晩御飯いらないというので、カレーうどんの手抜きでいこうと思ったのに何故か豚汁を作ってしまった。　カレーうどんと豚汁、、、。
汁物ばっかりの変な取り合わせですが、、、
これがおいしい！
小芋がなかったのでじゃがいもで作ったありあわせ豚汁ですが、寒い日には格別ですね～。　
寒いと言えば鍋のおいしい季節になってきました。
私は鍋が好きなので（しかも簡単だし）、冬になると週３回くらい鍋にしちゃいます。　しゃぶしゃぶ、うどんすき、かにすき、てっちり、水炊き、キムチ鍋。
書いてるだけでよだれでそうですね～。
もっともブラジルなのでなんだか訳のわからないいろいろ入った水炊きくらいしかできませんけどね。　日本のようにとろけるようなおいしいしゃぶしゃぶ用のお肉があるなら牛肉もいいですが、ここサンパウロではしゃぶしゃぶ用のお肉といっても「あなたはマグロ？」と思いたくなるくらいの赤身ばっかりで、茹でると履き古したわらじみたいにかた～～～くなってしまうようなお肉しか売っていないので、ぶたさんが美味しいですね。
日本でもおばあちゃんが水炊きにブタさんを入れてましたので好きでしたが、はやりあなた、料理屋さんで食べるしゃぶしゃぶのお肉なんてほっぺたおっこちちゃいますよね。　ごまだれとポン酢でね。
なのにここサンパウロではポン酢は高級品なので自分で作っちゃってますがな。
ごまだれはさすがに作れないので、清水の舞台から飛び降りたつもりでワンシーズンに一瓶買って、みみっちく使ってます。　本当はくずきりが大好物なんですが、これまた高級品なので、ピンクの網に入った怪しい春雨しか買ってません。
ま、だけど鍋ってだけで幸せですけどね。
そらぴょんも鍋は大好きなので、我が家の冬の定番です。

そらぴょん、私が思わず感心してしまうほど、味覚の好みが日本人で、ブラジルのご飯は殆ど食べません。　というか家では。　幼稚園ではブラジルのご飯を食べてるので、何もチョイスがなければ食べるのかもしれませんが、晩御飯がブラジル風だと極端に食べないので、ついつい日本よりになってしまいます。
今日もうどんと豚汁お替りして食べてました。
そのあとカキを食べて、栗饅頭と緑茶をものすごぉーく嬉しそうに食べてました。「お饅頭おいしいね。　お茶もおいしいね。」とすすっていました。
なんか私がものすごい日本よりに育ててるみたいですが、味覚に関しては本人のもって生まれた好みだと思います。　離乳食の段階でブラジルの離乳食は一切食べず、魚とごはんとお豆腐をひたすら食べてました。
お手伝いさんが作るブラジル流の離乳食をたべてくれればとっても楽だったのに
食べないので、ひたすら日本の離乳食調理器具セットを駆使して毎回一食分作ってました。　おやゆとお魚のすり身とかかぼちゃのすり潰したのとか。
そして２回続けて同じものは食べないし、作りたては食べてもいったん冷凍したのだとあまり食べなかった。　なんで分かるんじゃ、冷凍すると味が違うのかしら？
スパゲティーでさえ食べなかったので、ご飯つくるの大変だったなぁ。
今はシメジのとかボンゴレなら食べますけどね。
やたら焼き魚とお味噌汁っていう今時日本でも毎食こんなの食べないよっていうくらい和食オンリーでした。　だから産後痩せたのかもしれない。
義父が亡くなった年に生まれたので、あまりの日本人ぶりにもしかして前世も日本人だった？もしかして生まれ変わり？って思う事がしばしばあります。
気が強くて独立心旺盛で決断力があるあたり、似てるなぁぁぁぁって思います。
もっともうちの母にも似てるんですけどね。
家の母に「将来、あんたを助けてくれそうな逞しい子が生まれてよかったなぁ」と言われます。