そらぴょんのお部屋

今週は４連休なので遊園地に行ってきました。
４連休と言っても本当は木曜日だけで今日はお休みじゃないんですけど、
飛び石になるとまとめて４連休にしちゃうのがブラジル流。
もちろん働いているオフィスなんかも結構あります。
そらぴょんの幼稚園もあいてるのは開いてるのですが、こういう連休の時、
かならず「幼稚園は休園保育で職員も半数しか来ず、普段のアクティビティーもありませんが、どうしても共働きでやむ負えない方だけ連れてきてください」というような半ば脅迫まがいのお知らせのプリントが来るので休ませ、私も水曜のお休みと金曜を取り替えたので４連休になりました。

そんなわけで連休の中休みの一応平日なので、すいているだろうと踏んで遊園地に行ってきました。　Mundo da Xuxa(シュシャ・ワールドとでも訳しますか）。
Xuxa はブラジル版お母さんといっしょの歌のお姉さんといった人なんですが、
超有名でブラジル人で知らない人はいないくらいです。
元々はAV女優だったそうですが、超やり手で超リッチに上り詰め、今では遊園地もあるくらいの有名人。
我が家はブラジルに住んでいながらブラジルのチャンネルは殆ど見ないので、そらぴょんにその番組を見せた事ないので知ってるかどうか疑問ですが、まぁ幼稚園で歌くらいは知ってるかもしれません。

バイト先の人が「甥もいったけど、超喜んでいたし、大人が行っても楽しいと姉が言ってたわよ」というので、バイト先で水曜日に予めインターネットで調べて行ってきました。　遊園地なのに屋内、しかも誕生日もできると書いてあり、しかもVIPなお誕生日会には貸し切りも出来ると書いてあった。
遊園地を貸し切り？マイケルジャクソンじゃああるまいし・・・、と日本の遊園地や同僚の「大人もたのしい」という言葉にディズニーランドなんかも頭によぎった私は、それがしかも室内という事もあって、いったいどんな遊園地なんだろうと思いつつ、ですがブラジルなのであまり期待はせずに行ってきました。

遊園地というと屋外の日本の遊園地を想像しがちですが、たぶん私は行ったことないので想像ですが、ジョイポリスがこんな感じではないかと思います。
ですがきっとジョイポリスは大人も楽しいんでしょう。
しかし、シュシャワールドは大人は楽しくないと思います。
ですが入り口辺りまで来てそらぴょんは楽しそうな雰囲気に喜んでいました。
「ここ遊ぶところあるのぉ？」と聞くので、「そうだよ」と答えると
「でも日本にはもっとい～～～っぱい遊ぶところあるんだよね。　
だけどここはちょっっっとだけ遊ぶところあるんだよね。」と言っていました。
私の普段の洗脳教育の賜物（？）ですね・・・。
入場料大人２５へアイス（１千円くらい）、子供２８へアイス（1200円）
でなぜか子供の方が高い、を払い中に入りました。　入場料、結構高いですよね。
だって最低給料が1万円くらいの国ですからね。
日本の月収30万円なら約10分の1の3万円が一人分の入場料と考えたら温泉旅館並の娯楽の値段です。　たかが遊園地なのに！　だから入場料も３回払いのローンがきくとインターネットに書いてありました。　たかが遊園地なのに！！

それはさておき、中はいわゆる子供のお誕生日会場ブッフェと呼ばれる施設の規模を大きくしたようなところでした。　なるほどだからお誕生日に貸し切りでもできるなのねと納得しました。　とはいえやはり遊園地なので広く子供を３００人くらいは最低でも招待しないとがら～んとしたお誕生会になる事でしょう。　
ここを貸切にしてお誕生日をする子供は超お金持ちなんだろうなぁと思いますが、貧富の差の激しいブラジルなので、結構貸切のお誕生日会をする人もいるのかもしれません。
一応ジェットコースターやスプラッシュマウンテンのようにいかだに乗って急斜面をザブーンと突っ込んでいく乗り物なんかもあり、そらぴょんくらいの年齢層には楽しいところだと思います。　そらぴょんも楽しそうでした。
ブッフェの規模を大きくしたというような遊園地なので難をいうとブッフェでは乗り物にのるのにたいして並ばなくても乗れるのにここでは結構待たないといけないので、ブッフェに慣れているそらぴょんは「もう一回いく～」とか「もう一回のってる」とか言って、一回で降りないといけなくて、もう一回乗りたい場合はまた並ばなくてはいけないことがイマイチわからないので少し駄々をこねてました。
午前中に着いて夕方までいたのでほとんどの乗り物は制覇し、最後の乗り物を残してついにそらぴょんのバッテリーが切れて寝るまで夕方までいたので堪能しました。　またもや両親そろってそらぴょんサービスデーをしてしまった一日でした。
そらぴょんが楽しければ私も楽しいと思う典型的な子供中心家族の空夏ビーチ一家です。　明日は動物園でも行こうかな～。