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カテゴリ:サンパウロの生活
幼稚園にお迎えに行くと七夕飾りに短冊がぶら下げてありました。
そらぴょんが「ほらこれがそらぴょんの」と見せてくれた短冊には 『おともだちとなかよくあそべますように』と書いてあった。 一見無邪気な願い事のようだが、先生のケンカせずになかよくね、 という願いが込められているのではと思ってしまいました。 やんちゃなのでね、うちのは。 がこう寒いと七夕~ってピンときませんね。 浴衣や甚平さんを着る季節では明らかにないですから。。。 さて話は変わりますが、今週の火曜日からバイト先に新しい社員が入りました。 「いろいろ仕事のやり方とか教えてあげて」と言われ、一応説明したりしてちょこっと一緒に仕事したりしてました。 だけど私も辞めた人の仕事を引き継いだのってほんの先月なので、教えるってほどわからないんですけどね。 20歳の日本人の女の子。 20歳のわりには落ち着いた雰囲気で なんでもお父さんの教育方針らしく、18歳になったら家を出て自活するようにという事で、2年前にブラジルにきたらしいです。 もともとブラジル生まれでお姉さんはこちら育ちなので、お姉さんと同居しているらしいのですが、早く独立したいと言っていました。 が、3日と言うスピードで今日彼女は首になってしまいました。 確かに今日の彼女の態度は社会人としてはいけてなかったです。 初日の火曜日は普通で昨日の水曜日には私はお休みだったので、今日だけなんだか変でした。 お昼の時間、みんなでテーブルを囲んで食べるのに彼女だけがテーブルから離れてイスに座り、お弁当を手に持って黙々と食べ始めたのです。 オーナーが「こっちにすわりなよ」と言っても NAO・・・・・ 「お弁当温めたら?」と言っても NAO・・・・・ 誰が呼んでも何を言っても NAO・・・・で終わり。 その場はつめた~~~~い空気に包まれました。 皆で????だったものの何事もないように食べ続けていました。 するとお弁当を食べ終わった彼女は、みんなに背を向け頭を腕におしつけて 寝ているような、、、まさか泣いてるような、、、。 再びその場にさむ~~~い空気が。 またオーナーが「どうしたの? 泣いてるの?」と聞いても無視。 誰が何を聞いても無視。 何がどうしたんだ?????!っていう感じでした。 20歳の若さとはいえ、イスにもたれて顔を腕に押し付けて寝てるんだか泣いてるんだかという人に遭遇するとその場の空気って固まってしまうんですね。 何を聞いても無視かNAOしか返ってこない彼女に気を取り直し、また仕事に戻る為みんな席を立ちました。 キッチンから売り場に戻ったところの売り場側のキッチンで食後のコーヒーを作っていると暫くして彼女も戻ってきました。 再び泣いているような様子に驚いたオーナーは「また泣いてなの?どうしたの?」と驚いた様子で聞いていましたが、今度は完全に無視し、振り返りもせずにさっさと2階のオフィスに上がっていってしまいました。 そして彼女は2階のオフィスの自分の席に座ってお店のカタログを見続け、お客が来ても座り続けエアコンをガンガン効かせた部屋に座りっぱなしでした。 いくら若くても接客ができなくても、普通は嘘でも学ぶ姿勢を見せると思うのですが・・・・・。 朝会ったときは「今日も教えてください」と彼女の方から私に言ってきたので少なくとも普通だったのに何がどうなったのか狐につままれたような気分でしたが、 私は3時になったので帰りました。 そして家からちょっと思い出した事があったので、オーナーに電話すると「彼女はもうくびにしたよ」と言っていました。 「え?もう?」と驚く私に「あれでは子供過ぎる」との事。 聞けば1日(金)から働くはずが彼女の都合で4日(月)になり、それも都合が悪くなり5日(火)になってやっとやってきて、いきなり今週の土曜は来れないと言い出し、8月1日は姪の面倒をみるので休ませてくれと言われたらしい。 はあ?親には自活しろと言われて家を出て、姉の家(しかも結婚してるらしい)に居候して、はやく自立したいと言っていた人が何でこうなるわけ? う~ん、理解に苦しむ、ま、私には関係ないのでいいんですけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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