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カテゴリ:サンパウロの生活
といっても出演したわけではありません。
念のため。 3歳児、そらぴょんの初映画館体験です。 昨日はブラジルの独立記念日だったので祭日。 ということで寒くて天気も悪いので映画を見に行ってきました。 まだまだ映画なんてとんでもない。 騒がれて外に出るのがおちでお金をドブにすてるような物。 と思っていたのですが、火曜日に幼稚園にお迎えに行った時 担任の先生とこの寒くて天気の悪いときの子供が楽しめる場所は どこでしょうね~という話をしていて 「映画に連れて行っては」と言われ、いけるかんぁ。。。 と半信半疑で行ってきました。 映画館の入り口で↓ 見に行ったのは「ハウルの動く城」。 想像以上におりこうさんで見てくれました。 私とジーの間にちょこんと座り、ポップコーンをほおばりながら 小さくささやく声でお話していました。 最後の方に飽きて「はやくおわらないかなぁ~~~」と少し 愚図ったものの席を離れる事もなく、大声も出す事もなく 3歳児の初映画館体験としては満点でした。 映画が始まる前、ごきげんで座るそらぴょん↓ こんなところで写真を撮る人も珍しいですが・・・。 内容は理解してるかどうかわかりませんが、 本人曰く「たのしかった」そうです。 今日の朝も「きのう楽しかった」と。 たぶんストーリーは子供のそらぴょんよりも私たち大人の方が、 楽しめたのだと思います。 面白かった。 ハウルかっこいいですね。 声がキムタクとはエンディングキャストを見るまで 全然気がつきませんでした。 とっても意外でした。 ところで内容的には大人も楽しめる宮崎映画ですが、 言っても子供向け映画、そらぴょんが多少騒がしくても 子供だらけで平気かな、と思いきや大人ばっかりでした。 そうですね。 何と言ってもレジェンダード(字幕スーパー)だったので 字の読める大人じゃないと駄目なんですよね。 だから大人しかいなかった・・・。 結果的にうるさくしなかったので良かったのですがね。 映画をみて外に出るとパウリスタ通りに何故か牛の置物がデーンと 鎮座していました。 なんだかみんな一生懸命にその牛と写真撮影してました。 なにか独立記念とかんけいあったのでしょうか? なぜこんなのと写真を?と疑問に思いつつもそらぴょんがよじ登って 写真を撮ってくれというので他の人たちに混じって私も写真をとりました。 それがこれ↓ バックにブラジルの旗が飾ってあるので独立記念日という感じですね。 ちなみにそらぴょんは半そでですが、セーターを着るほど寒い日です。 ラテンの血が騒いでいるのか常に「暑い」そうです。 なんだかもうすぐ4歳なのでちょっと落ち着いてきたかなぁ。。。 昨日ちゃんとおりこうさんで映画をみた事を担任の先生に報告しようっと♪ とルンルン気分で(古いですね、、汗、表現が)幼稚園に迎えに行くと 先生に「あのぉ~、」と申し訳なさそうに先生が。 見るとジャケットがお絵かきの絵の具でべっとり。 ぎゃあ! 今日に限って白の私服。。。 そしてとどめのように先生が「みんな気をつけて黒い制服着てた他の子はなんともなかったのに一番よごしたらいけなかったそらぴょんちゃんだけが、こんな風にやっちゃって」と。 みなさん、私 ものすごぉ~~~く落ち込みました。 気をつけないで絵の具で服汚すのは、うちの子だけかよっ。 何を落ち込んだのか、、、、それは、、、 うちの子だけが汚してるという事ではなく・・・・ 今朝、制服のジャケットを着せようとしたら、嫌がったので 「ほんじゃ、寒いからこれ着ていきな」と着せた自分。 そのそらぴょんに押されている自分にどっぷりと自己嫌悪に陥り、 さらにその落ち込みを帰りの車で いけない、いけないぞ~~~~っ 誰かとめてぇ~~~~~~~~~と 頭の中で思いつつもつい 自己嫌悪に陥った分、そらぴょんに怒りをぶつけてしまった事。。。 「あんただけだってさ。 汚したの。 他の子はみんなきれいだってさ。 あんただけだって。 汚い子。」と言ってしまった。 すると泣きそうに顔が歪み、泣くのをこらえて 「きたなくない!」と言ってるのに 「きたないよ、そらぴょんだけ」と冷たく言ってしまった。。。 すると怒って「もうマミーのじいじとばばに会いたくない!」 「マミーの服かわいくない」と必死に泣きたいのをこらえて憎まれ口を 叩いて自己防衛していました。 そんな3歳児に冷たい私って。。。 ね、こういうのよくないですよね。 子供の存在を否定するような発言。 子供のプライドを傷つけるコメントってよくないんですよね。 こういう事を続けてると子供が自分自身に対しての自信を 無くし、大人になった時、自分の存在を否定的に考えたり、 自分の価値を低く見たりする人間になってしまったりするんですよね。 だから怒るときもやったことを怒って人格否定のような発言はよくないんですよね。 大人の顔色を見たり、びくびくした自信のない子に育ってしまうから。 これは幼稚園からの帰りの車の中での空夏ビーチの心の声です。 こんなにチクチクとやってはいけないと知りつつ、やってしまう私って虐待か。 それとも心を病んでる育児ノイローゼかも、、、 いやいや、こんな風に自分を分析して問題点がわかってりる時はまだ精神状態が大丈夫な証拠。。。 どよ~んとへこみました。 帰りの車の中。 そらぴょん、車の中で途中で寝てしまったので。 ごめんね、そらぴょん。 かわいそうにね。 グースカ昼寝するそらぴょん。 心を痛める空夏ビーチでしたが、 起きてきたそらぴょんは。。。 第一声 「うぎゃ~、おなかへった」 おい! 私の心の葛藤と落ち込みはなんだったのか。 全然気にしてないよ、そらぴょん。 ちっ 心配して損した。 ビクビク大人の顔色を見て自信のない子。 間違ってもなりそうにありませんでした。 ものすごい社交的で、自己主張がきつくて、人見知りもしないで ズンズン自分の興味のあるほうへスタコラサッサと行ってしまう そらぴょんは生まれ持った性格ですかね。 自信のない子に育つのを心配するより、自己主張しすぎないよう 協調性を身につけさせる事を心配するべきでした。 子育てって難しいですね。。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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