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メール嫌いの君が僕に尋ねてきた。
「メールの文章、どーやって思いつくん?」 僕はつまらない嫉妬を覚えた。 メール嫌いの君がメールを続かせようとしている。 僕はそれがたまらなく気に入らなかった。 だけど僕はそんなことを君に伝えたりしない。 そんなことを言えば、君は機嫌を損ねてしまうのを知っているから。 僕はただ君の話に相槌を打つしかしなかった。 僕は君にメールを送らない。 僕は君が嫌がることを知っている。 だから、僕は君にメールを送らない。 何にもしなきゃ、何にもなんない。 君が僕以外の誰かを大切に思う日が来るのならば… 僕は君よりも早く、大切な誰かに会いたい。 君よりも大切だと思える人に出会いたい。 僕は君が誰かを大切に思う姿を見たくない。 僕はわがままだ。 僕が君を思うように、僕は君に思われたい。 僕は君以外の大切だと思える誰かに出会いたい。 だけど、僕は君が僕以外の誰かを大切に思う日が来てほしくない。 僕から君に電話したのは久しぶりだった。 たいした会話もせずに電話を切った。 5分後には君の隣にいた。 やり直せるかどうかなんて必要ない。 ただ僕は君に会いたい。 ただ気になって仕方がない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年11月23日 04時45分50秒
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