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昨日、チェサ(祭祀;法事)で大邱(テグ)に行って今日浦項に戻ってきた。
韓国第三の都市でもある大邱で有名なものといえば… 美人とりんごと絹織物。 浦項からもっとも近い大きな都市である。 私が初めて大邱を訪れたのは大学一年のとき。 ちょうど大学の仲間と韓国旅行をしていたときに、この地を訪れたのだ。 ソウル→大田(大田エキスポを観に行った!)→大邱→慶州→釜山 →ソウルというスペシャル(?)コース。 大邱では近隣の慶山市にある嶺南(ヨンナム)大学の学生たちと交流し、 ホームスティもしたり。 ちょっとした思い出の地でもあったりする。 ちなみに嶺南大学はうちのヒョンニムの出身大学でもあるので、10ウン年前に 私が嶺南大学のキャンパス見学をしたときに、知らずに当時4年生だった ヒョンニムとどこかですれ違ってたりして。 (学生数多いからありえないか w) 今回のチェサは、うちの旦那のウェハルモニ(母方の祖母)のチェサだった。 韓国は父系社会であるから、母方のチェサにはうちの旦那もあまり行かない ようだ。 今回は私が韓国に引っ越して来たということで、挨拶もかねて夫とシオモニと 一緒に行ったのだった。 ちなみに、義理兄は父方の方のチェサのためクンジップ(本家)へ行ったようで 本来なら私たちもそっちへ行くのだが、今回は母方の親戚に挨拶ということで 行かなかった。 父方の方とは前にも会ったし、これから嫌でも会うことになるので…という ことらしい(--; 車で行こうというシオモニ&私の意見を旦那は聞かず、「車で行くと迷いそう だから」と結局列車で行くことに。 (何のための車なんだ?!近場しか行かない我が夫よ ;;) 節約のため、私たち夫婦にはおなじみの浦項から東大邱へ行く通勤列車 (つまり各停)に乗る。 のんびりといくローカル線で2時間ほどで終点の東大邱へ。 料金一人2600ウォン也。 しかし…この通勤列車って言い方なれないなぁ。 統一号という呼び方がしっくり来る私。 (2004年4月1日に「統一号」は「通勤列車」と名称が変更された) 途中、慶州で慶州イモ(シオモニのお姉さん)と落ち合い、東大邱駅からは タクシーでクンジップへ。 駅からもクンジップは近いようなのだが、なんせ荷物があるから歩いては いけない。(慶州イモのお餅やら、うちの家で買ったタコやらで重かった;;) タクシーで5分しかかからなかった。 初乗り料金、1500ウォン也。近くて良かった~ クンジップに着いてから親戚の方々に挨拶をして、チェサの準備を手伝い。 無事に夜の12時をはさんでチェサは執り行われ、チェサの料理を食べたり 親戚の方といろいろ話す。 思ったより親戚の人たちといるのが苦ではなく、ほっと一安心。 皆、いろいろとやさしく話しかけてくれたからかな。 (父方の親戚はもうちょっと堅い感じなんだよね) ウェサムチュン(シオモニのお兄さん。長男)からは、今年の秋ぐらいには 式を挙げなさいと話がでた。 結婚して5年過ぎている甥っ子夫婦が式を挙げないのが心に気になっていたという。 いやいや、本人が一番気になってるんですって(苦笑) 次の日、私たち夫婦はお昼に戻ってきたけれど、シオモニは久々会った 兄弟姉妹(6人)との団欒を楽しみたいようで、もう少しいるという。 夕食の下準備をしていると、シオモニが戻ってきた。 戻るなり、シオモニが「ソルフェが一等だよ」と言い出した。 どうやら、親戚らの若いミョヌリ評価で私の評判がよかったという事らしい。 チェサの準備も積極的に動くし、まじめそうでいいではないかとの評価だった そうな。 (なんでも韓国人でもぼけーっと何もしないでいる若いミョヌリもいるらしい。 今回は来なかったけど。しかし、すごい度胸だな ^^;) お世辞も少しあるだろうけど、一安心&嬉しい。 人間褒められて嫌なことってないもんね(←単純) チェサに行く前には旦那に「一番下の立場なんだから、お前が率先して準備を 手伝え」とか寝るときも「スーツ着たまま寝ろ。ラフな姿を見せるのはあんまり 良くないと思う。ガマンだ!!」とかいろいろ言われ、その通りにした甲斐が あったのかも。 (ほんと安眠できなかった。旦那もスーツ着たまま寝てたから許すけど、 そうじゃなかったら許さないぞ!) それに笑顔でいろんな親戚との話しをしたり、ほんと私も気を使ったよ(;; でも思えば、今回のチェサはそんなに大変な方ではなかったと思う。 これからもっと大変なものがあると思うと、今から憂鬱にもなる。 私は好きで大学時代に韓国語を先行し、韓国文化も好きだけど、それは客観的に みているときのものであって、こうして本当に韓国社会の中に(それも家族として)入っていくことは本当に大変なものなのだなぁとしみじみ思う。 日本の韓流ブームで韓国人男性が人気!とかテレビで放映されていたけれど、 とんでもないよ!と思う。韓国へお見合いツアーに行ったり、日本で韓国人と 合コンやらしている彼女たちはこの国のお嫁の大変さに気がついてないんだろう なぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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