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カテゴリ:韓国で働きながらのあれこれ
なんと10ヶ月ぶりの楽天日記のアップになります。 その間、いろいろありました・・・・ 世界的な経済危機の影響は、ここ韓国でも同じこと。 あのIMF危機のときよりも景気が悪いと人々が感じているぐらいの 有様で、わたしが働いている会社も同様でした。 とはいえ、勤め先の会社の経営状態の悪化は景気の悪さはもちろんですが、 その根本的な原因は以前からの会社の経営方針自体にかなりの問題点が あったというのが本当のところです。 いわゆる自転車操業という感じだったのですが、それが昨年からの不景気 の影響でさらに一気に悪くなったというわけです。 昨年の夏以降、人員整理に、社員の給与10%カット(弁理士は20%カット)、 水原事務所を閉鎖してソウル事務所に統合と状況は日に日に悪くなる一方。 実は今年に入ってから代理から課長に昇進したのですが・・・ 昇進したのもつかのま、経営の悪化ということで所属している国際部の部署を 閉鎖するとともに、わたしを含めた国際部の社員も4月末で解雇されることに なりました。 今までの会社の経営のひずみに世界的不況がプラス、いつ会社が無くなるかと いう感じまできているので、それほどびっくりはしませんでした。 でも、わたしと同じく解雇されたK課長は納得いかないようでした。 なぜなら彼女は今年に入ってから新しく雇用されたばかりなのに半年もたたずに 解雇されてしまったのです。 本来、業績も悪化する一方なのに新しく社員を雇用するというのが会社側の ミスだといえるでしょう。 会社側の考えとしては、今年から海外業務を強化しようと、英語ネィティブ並みの 人材を募集し、8年もの間オランダで学生&社会人経験のあるK課長を新しく 起用したというわけです。 でも、結局資金難で会社が思ったような海外業務マーケティングはできずに、 4月末で解雇してしまうというとんでもない結果に。 さらに彼女の場合、最初に提示された年俸から20%もカットされてしまったとか。 勤務も6ヶ月未満で失業保険はもらえない、 もちろん退職金もでないわけです。 代表に、カットされた20%分X勤務月数と、5月分の給料を合わせて請求した けれどもそれさえも、お金がないから払えないといわれてしまったと・・・ そんなわけで、実は会社とK課長の間にひと悶着あったのです・・・・ 結局4月半ばから彼女は会社に出てきませんでした。 わたしも解雇されて気分は良くはありませんでしたが、4月末まではきちんと通常通り 働こうと残り少ない会社生活を送りました。 代表からは、「本当に申し訳ない、他のところに空きがないか探してみるから」といわれ 本当にいろいろ調べてみてくれたようですが、この不景気のなか、そう簡単にはなかった ようです。 ちょうど休みたいな・・という気分でもあったので、失業保険も出ますし、しばらく これからのあれこれについて考えてみたいと思います。 今日はさっそく失業保険の申請をしに居住地の管轄の雇用支援センターへ行ってきました。 この失業保険のあれこれについても、韓国で働いている方に有用な情報だと思いますので、 別途後日こちらでアップしたいなと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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