テーマ:東京 / 江戸(1204)
カテゴリ:templi
九品院に、こんなもの発見。
蕎麦喰地蔵尊だって。 縁起を読むと、 江戸時代、浅草広小路のそば屋・尾張屋に、毎晩10時ごろおそばを食べに来るお坊さんがいました。 尾張屋のご主人、1か月くらいすると、上品な顔立ちとおだやかな物腰のお坊さんが、毎日どこからやってくるのか、気になり始めまた。 次の日、ご主人がお坊さんに聞いてみると、お坊さんは話をにごして出て行ってしまいました。 きつねとかたぬきが化けてるんじゃないかって心配になったご主人、翌日、お坊さんの帰り道をこっそり追いかけました。 お坊さんが誓願寺の西慶院に入って行くのを見て、ご主人が「疑って申し訳なかった」と思ったとき、お坊さんが地蔵堂の中に消え、そこには後光が射していました。 その夜、ご主人の夢に、お地蔵様が現れました。 「いつもおいしいお蕎麦をありがとう。お礼にあなたの家族を悪疫から守ります。」 そのあと、江戸に悪疫が大流行したときも、尾張屋さんのおうちでは、誰も病気にかかりませんでした。 こちらが、お蕎麦が好きなお地蔵様。 おちゃめね♪ お堂のわきでは、お蕎麦を肴に、楽しそうにお酒を飲んでるお坊さん。 このお地蔵様は、どこにお蕎麦食べに行くのかしらね? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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