テーマ:東京 / 江戸(1204)
カテゴリ:templi
何、これ? 初めて気がついちゃった。
庚申塔っていうんだって。 奈良時代に、中国から日本に伝わった庚申信仰。 人の身体の中には三尸(さんし)という虫が住んでいます。 60日に1回、庚申(かのえさる)の日の夜、虫は体から出てきます。 そして、空に登って、天帝に、その人素行を報告に行きます。 あまり悪いことをすると天帝は怒って、その人を早死にさせてしまうのです。 それで庚申の日は、寝ないで三尸が体から抜け出さないように 見張っていました。 この寝ずの番を、庚申待ちっていうそう。 最初は厳かに過ごすのが習慣だったのが、平安時代には、2ヶ月に一回のおにぎやかなご宴会の日に変わっていったらしい。 庚申信仰は、庚申の年に庚申塔を建てることに決まってて、だから今たくさん庚申塔が残ってるってこと。 庚申塔に刻まれてる、チューリップかぶったみたいなおじさんは、庚申講のご本尊で三尸を押さえつけてくれる青面金剛(しょうめんこんごう)。 下にいるのは、三猿。 おじさんに、しがみついてるのは、誰かしら~? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
May 9, 2010 10:34:47 PM
コメント(0) | コメントを書く |
|