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ブログを読んでいて面白い内容に出会った。
http://coaching.livedoor.biz/archives/51126422.html イタリアで誇り高く仕事をしている2人の話である。 2人目の方の採用の話は興味深かった。 履歴書など目を通さず、一つの質問をするだけである。 「あなたの夢はなんですか?」 一緒に夢を実現してくれる人が仲間である。 もう一度自答する。 「あなたの夢はなんですか?」 ブログを読んだときは答えが見つからなかった。 夜寝るときに妻とその話をした。 妻は「あなたは知っているでしょ。賃貸じゃないマンションを買うとか、 ヨーロッパへ旅行するとか。」 「あなたは?」と尋ねる。 やっぱり同じ答えだ。 「...夢はない。夢はなくなってしまった。」 でも家族的に答える。 「子どもを育て上げることが夢かな。」 あわてて付け加える。「妻が幸せになってくれることかな。」 妻を喜ばせるために出てきた言葉だが、嘘ではない。 いまや自分のことなどどうでもよくなったのか、それとも現実の重みにつぶ されてしまったのか。 それとも夢の渦中にいるから気づかないのか。 翌日もう一度考えてみる。 「楽しくソフトウェアを作って、お客さんを感動させる。」 というのが原点かな。そしてそれが自分にできることかなと思う。 私はパズルやゲームが好きでソフトウェアを作るのもその延長線上にある。 ただ同じパズルやゲームはあまり解きたくない。同じパターンの解法で解け てしまうのは好きではなくて、パターンを変えたり、ルールを変えたり、シ ステムそのものが異なるものを求める。 ソフトウェアを作るのはその延長線上にあり、常に新しいルールやパターン がある。 またソフトウェアはアートでもある。 芸術的な建物や読み応えのある小説だったり、数学的な命題だったりする。 実際に日々プログラムを作っているのは楽しい。 自分でこうしたいと願うことを、いろいろな方法で実現に近づけていく。で もバグはたくさんある。そのバグはたいてい解決できる。解決する方法はい ろいろある。険しい道を辿っていくか、安易な方法でいくかはその人次第。 険しい道を辿れば、数学的な難しい問題のように挑戦する過程で別の課題が 見つかり別の解法へのヒントとなる。その道は決して厳しくはない。 たまたまWeb関係のソフトを作っているのだが、それに囚われているわけで はない。このときユーザーとコンピューターが接するのはWebが一番適して いるからだ。将来的には、ゲームの流れのように3次元空間で接することは 十分にある。 WebというのもAjaxやFlashを用いたインターフェースで便利になっている反 面、まだまだ面白みにかける。触っていて面白いということがあまりない。 触っていて楽しいと思えるのは、プログラミングなんだが(これは個人の趣 向か)、そういった面白みを加えることができないだろうか? 言ってみれば、Webにディズニーランドのような夢を与えるような。 ただFlashを使って動くだけでは面白くない。デパートのウィンドウショッ ピングの楽しみとか、アドベンチャーゲームのようにアイテムを見つければ 10%オフにするとか、触っていて面白いようなことはできないだろうかと考 える。 誰か夢を一緒に実現する人はいないかな。 うん、夢がなくなったら人生終わりかもね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.11.27 09:08:46
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