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地域資源バンクワーキンググループの会合の2回目があった。
コミュニティビジネスに関することをWebで情報交換しようというのが目的 だ。愛知県が主催してくれているが、まったくのボランタリーベース。いろ いろな分野の方が、手弁当でかけつけてくれる。私自身もどうやってコミュ ニケーションをとればいいのかなという興味があって駆けつける。 正直言えば無料で働いている余裕はない。しかしビジネスの鉄則としてはま ず出して出して出す。お金は忘れた頃にゆっくりと帰ってくるものだと思 う。近視眼的に、すぐに回収しようとするのでは循環する経済とはいえな い。間違っているかな? さて2回目ということで前回は初対面の人が多く硬くなっていたが、今回は 具体的な話に進展する。 ヒト・金・モノ・場所・情報はビジネスの大要素。 ビジネスに限らず、コミュニティビジネス、行政、いろいろな部分で実は十 分に足りていない。新聞、広報誌、雑誌、いろいろな媒体はあるけれど、 Webの即時性、経済性が有利であるようだ。 実際にこうやってブログを書いていることで、「あっ、Solisは生きている な。なんとかやっているな」と生き生きした情報を提供している。内容とし ては私個人のことばっかりで、文章も貧弱で読むに耐えないかもしれないけ れど、まあこれも情報発信の一つだと思って割り切ってもらおう。 でも情報を発信するのとしないのでは大きな差がある。昨日のブログで書い たように20年ぶりにのなか氏に再会することができた。のなか氏が何も発 信していなかったら会うことはできなかったろう。 あとはどこまで書くかということになる。妻や子どもたちのことは結構書い ている。あと事業のことも書いている。顧客のことは今のところはなかなか かけない。競合他社や足を引っ張る輩にとっては情報源となり競争に優位と なるからだ。 孫子の兵法で、後に「あの戦法は間違っていた」と書くことはできるが、 戦っている最中に書くことはできない。本当は戦っている最中もお互いに手 の内をさらしながらやっていくほうがお互いに高い品質を持って戦えるよう に思うのだが、ちょっと残念だ。 話が横道にそれた。 地方は、先ほど述べたヒト・カネ・モノ・バショ・ジョウホウが不足してい るという。都心でもそれは程度の差こそあれ変わらない。だから安易にWeb サイトを作れば、自然にそれらの情報を共有できるというのは間違っている というのはみんなが納得している。でもWebのような場がなければ何も始ま らない。それから、いろいろ切磋琢磨してあきらめず、なんとかできる場を 作っていくのだろうか? 私は話を聞きながら、地方は大手企業の逆をやればいいのかなと思った。最 近耳にしたランチェスター弱者の法則だ。 ターゲットを絞って、ユーザーにとって密で濃い商品やサービスを提供す る。値段は高くてもよい。 まさに大手の反対の戦略をとる。それしか残る道はないかもしれない。 大手チェーンが、安価で多品種をそろえて広告バンバン打つのなら、高価だ けれど大手が扱えない商品やサービスで御用聞きに徹するしかない。中途半 端は残らない。 GoogleやYahoo、楽天だって、広く浅く商売しているからね。 いまさらそこに勝とうというのは大資本、多人数で能力が高い人材が集める 必要がある。直接勝負に挑まず、ゲリラ戦、テロに持ち込むしかない。それ とも、同じマーケットを狙わず領土が欲しいんじゃない、お金でいいんだよ と華僑、印僑、ユダヤ人、パレスチナ人らのように目標を変えるのがいい。 NPOやコミュニティビジネスは、お金儲けもあるが社会貢献という別の目的 もあり優秀な人材が手弁当で駆けつけることがあるので、手ごわい存在にな るかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.12.13 10:42:08
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