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鶏が口だけでも飛び立ちます

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2008.02.18
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カテゴリ:家族

運命はほんの小さな出会いで変わると人はよく口にする
その言葉に従うなら、僕の運命はまぎれもなく変わっていった

-1993年TBSドラマ「高校教師」より

 

日曜日に妻とドラマ「佐々木夫妻の仁義なき戦い」を見ていた。
すると桜井幸子さんが、主人公の夫の大学時代に思いを寄せていた女性という役で出演する。彼女をいつも見ると小柄の薄幸の美女に見えてしまう。

そうだ、妻との結婚を駆り立てたのは、桜井幸子さんが主演していた1993年TBSドラマ「高校教師」だったんだ。当時は人間嫌いで科学の真理しか関心がなかったのに、数えるほどの出会いしかないのに、フィリピン女性と結婚に向かわせたのは、このドラマが影響を及ぼしていた。

あれから私と妻の人生も大きく向きを変えて転がり始めた。


放映当初はドラマに興味がなかったので見なかったが、そのスキャンダルなストーリーは雑誌の記事で知っていた。純真無垢でありながら、陰のある感じがたまらなく惹きつける。ちょうど1993年の秋に午後4時から再放送されていた。そのときの自分の人生と重なり、どう行動するべきかヒントを与えてくれるような気がして、録画したものを2度3度見ていた気がする。

私が妻と出会ったのは同じ年の夏。
スクーバダイビングの行き先を変えて立ち寄った先のホテルで、たまたま会っただけだった。当初はダイビングは1日2回しかダイビングをしないので、お昼すぎと夜が暇になる。正直にいえば、かわいい女性を通してフィリピンのことを知りたいと、少しちょっかいをかけたにすぎない。プラトニック以上のことはまったく考えていなかった。

妻と最初に出会ったときも、泊まっていたホテルで妻がウェイトレスとして働き始めるときだった。そこでは10日ぐらい滞在したと思うが、私が朝と晩は同じレストランの同じテーブルに席を取った。5日目くらいに彼女たちが練習生として、レストランの仕事をじっと眺めていた。そのときに声を交わしたのが最初だった。小柄で小さな顔は真っ黒で、強いまなざしの目が輝いていた。青いTシャツを着ていて化粧もせず飾らない、高校生くらいの雰囲気だ。

そのときの彼女のとの付き合いは、ダイビングが終わって彼女がオフのときに何度か、おしゃべりをしたぐらい。いままで外国を旅行したのは30カ国以上だったが、その外国人の生活まで踏み込んで知ることはなかったので、いい体験になるぐらいにしか思っていなかった。日本に帰る前の最後の夜のデートでぐっと抱き寄せて、キスをした。それだけの関係だった。

当時のフィリピンは携帯電話どころか地方には電話もない時代。彼女とはそれから友達として何度か文通をするようになる。手紙で彼女の家族や置かれた状況を知ることができた。

 

私は帰国して、大学院の入試に合格した。入学前だが、大学のそばに引越しして研究を始める。そのとき、「高校教師」の再放送が始まって、テレビをつけたら3話目ぐらいだった。

主人公の羽村は大学に残って研究職を目指すが、教授に論文を盗作されたりいろいろあって、女子高の一時的な講師となる。いづれ大学に戻って研究を続けたいと考えている。偶然であった女子高生、二宮繭は父との関係に悩んで助けを求めている。そんな二人が恋に落ち込んでいくが、破滅的な恋であった。

 

研究を続けながら、一方で妻と文通をする。妻の状況をだんだん知ることになる。
「いまの仕事を辞めるには、いくばくかのお金を借りているのでできない。」
「近所に住む40過ぎの子持ちの男がストーカーのように良く訪ねてきて求婚してくれと言って来ている。」
自分の生活の状況を伝える手紙で、お金の無心はなかった。ただ手紙の最後に必ず「あなたとあなたの家族が幸せであることを祈っています。」と書き添えられている。

私は当時の状況が主人公の羽村に重なり、妻は高校生に見える風貌や素朴さから二宮繭にダブる。私は研究の道を捨て企業に入りながら、企業の道に幻滅して再び学者の道に戻ろうとしていた。

妻のことを手紙を通してしか知ることができない。
妻はフィリピンでどんな生活をしているのだろうか、大丈夫だろうかと気になった。
妻が勤めをしているのも家族に借金があるからで、そのために親の犠牲になり無理やり結婚させられてしまうのかと考えた。

情報がないと勝手に妄想が膨らむ。だんだんじっとすることはできなくなる。
次にフィリピン旅行するときに使おうと思って残した1000ペソ(当時4000円ぐらい)を封筒に包んで送ったりもした。途中で誰かの懐に入り、妻に届かなかったが。
妻が書く英語の手紙は、流れるような筆記体ではなく少し子どもっぽいところを感じたりして、勝手に解釈をする。

またマイレッジが残っていて正月明けに便の予約を取って、彼女に会いに行くことにする。住所は知っているが、ボホールの州都のタグビラランで指定した日で指定した場所で会うことにする。

そのときも、ひょっとしたら手紙はうそが書かれていて、日本人からお金をふんだくるのではないかという恐れも頭の隅にあった。ボホールに行って彼女に会えなかったら、「まあそれはそれで楽しい出会いだったということで忘れよう」と思っていた。手紙はクリスマスのころに送ったのだが10日ぐらいかかり、再開する前日に彼女の家に着いたようだった。

そして、指定した日に指定した場所で、彼女は妹を連れて会いに来た。

こうして運命が転がり始めていく。

まだこのときは結婚なんて全然考えていなかった。
仕事は休職中で将来は学者になろうと大学院に戻ったわけだから、結婚なんて考えることもなかった。いや男女の過ちを犯してしまったら、カトリックである彼女も私も将来がないと思っていたから慎重だった。


長い間忘れていた結婚への誘引を、桜井幸子さんを見たときにフラッシュバックのように思い出した。まあ勝手に自分の状況と高校教師を重ねたわけです。あのドラマを見なかったら、結婚までの勢いはなかったかもしれません。

実際のところ、妻は普通のフィリピンが抱える問題はあるけれど、借金があるわけでもなく、大きな問題を抱えているわけでなかった。ドラマの世界を重ねたのは私の一人合点だったので、それすらも忘れていました。

しかし、私たちのドラマは勝手に転がりだしていた。
再開してすぐに結婚することになり、さらに1ヶ月後には結婚する方向に向かっていく。
ここから先は生々しい話で、振り回されていくのですが。
国際結婚に関していろいろ障害があるのですが、それらの障害を不思議と乗り越えていくんですよね。最初の時点で障害を乗り越えられていなかったら、結婚は早期に破綻していたと思います。

(私自身と私生活がぼろぼろな状態なので、人生を再構築するために振り返っています。どこでどんな決断をしたんだろうかと後悔しても始まりませんが、原因はなんだったんだろうか分析するためにね。同時にみなさんも人生の大切な場面で判断を間違えないようにしてください。また子どもために実際の記録を残すためにも。妻はドラマチックだったので小説にしたらいいんじゃないと言っていますが、そんな大したものではない。ブログで十分です。みなさんにも一人一人、それぞれの人生のドラマがあると思いますから。)






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Last updated  2008.02.19 10:04:09
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