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カテゴリ:起業
本題の、失敗した理由をビジネスの経営資源であるヒト・カネ・モノ・場所・情報などの点についてみていきたいと思います。 どの会社もそういった経営資源が潤沢にあるわけではありません。 ヒトの問題。 ヒトは私だけです。 ひとりで事業をしているようでいて、いろいろな方と知り合いになって相談を受けたり相談したり助け合っています。そしてその中で仕事をお願いしたりお願いされたりしていますから、決して単独で仕事をしているわけではありません。 でも社長は孤独と言われます。 その判断が客観的に正しくても間違っていても、自分で下さねばなりません。 もちろん、周りのいろいろな人に尋ねてみたり、コンサルタントや部下にアドバイスを求めるでしょう。しかし最終判断は、よくわからなくても、やるかやらないか、やるとしたらどうやってやるかの判断をしなくてはいけません。自分の上には誰もいないので、それを上司に任せることはできません。
仕事の内容はソフトウェア開発ですが、これが一人ではつらい。 確かに動きそうだというシステムならば、何をつくるかまとめてそれを流すだけでいい。好き好んで、うまくうごくかどうかわからないモノを作っている。 お客さんに「これつくって」と頼まれて、「できるかどうかわからないけれど、とにかくやってみるわ。」という。 やってみて、「すみません、一生懸命やっても、動きませんでした。ライブラリにバグがあって、英語の表示はできるのだけれど、日本語がどうにも表示されません。ライブラリのバグが解消されたらなんとかなると思います。」 「それじゃ困る」 「では自分でライブラリを作ろうと思います。時間が3か月くらいかかります。その分の費用はどうしましょう?」 てな具合に、仕事が進むかというと、、、、、
そんな仕事をやってきたので、100%うまくいくかわからない。 リスクが高いが、リターンが多いかといえば、、リターンはたくさん取れないんだよねぇ。 その動くかどうかわからないことについては、本当にうまくいくかどうかわからない。
私よりも優秀なプログラマーはたくさんいるはずで、効率よく作る人は多い。
小さな組織でも大きな組織と同じように、営業、経理、総務などの役回りが必要だ。 経費の分類にちょっととまどうが、多少の失敗はしかたないだろうな。 税理士さんに頼むと、月数万円で申告を含めると、毎年20~30万円はかかるのでもったいない。 問題は営業。 しかし、前述のできるかどうかわからないものをやるということが難しいと思う。 そうなると、自分のやっていることがそもそも無意味だということになる。
結局、何をどこに売るんだか不明瞭になっていく。 いろいろな考えがぐるぐる回って、しまいにはお金の問題が出てくるし、開発もうまくいかないしで、だんだん袋小路に入っていく。いったん袋小路に入ったら抜け出せない。 1人は気楽でいい。2人以上になるとトラブルが起きる。 明日は、金。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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