|
カテゴリ:家族
ロバートキヨサキ氏の「金持ち父さん貧乏父さん」をはじめとする一連の著作や橘玲氏の「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 ― 知的人生設計入門」という著作の影響を受けました。
こんなことが書かれていました。 私は不動産などを購入することは自由を束縛するものだと思っていて何かいやな感じがしていましたが、上記の説明を聞いて納得しました。 妻は「安心」というのが好きで、小金を貯めてフィリピンに家を買いました。そしてまた日本でもマンションを買う夢を持っています。1年前まで中古の分譲マンションに住んでいました。 家を買うことはいいことと悪いことの両方があると思います。 選択するときは、必ず良い面と悪い面の両方があります。ただ自分にとって、悪い面よりも良い面の方が影響を与えたり重要だと思える時は、良い面を見て選択すればよいと思います。 自分のほしいものがあれば、買って幸せになれますが、同時にお金を失います。他に欲しいものが買えなくなり、将来欲しいものが出てきても買うチャンスをなくすかもしれません。 不動産というものも投資物件です。 交通が便利で広く環境の良い家は、高いです。家を購入すれば、私有物となり、一定の自由を得ることができます。家の中をリフォームしてもかまいませんし、売ることもできます。ただ不動産の流通は難しいです。金額が高いことと物件についての情報が十分伝わっていないからです。売りたいと思ってもすぐに売るのは困難です。 妻は安心のためから分譲を好み、私は自由のために賃貸を好んでいます。 1年ほど前に分譲マンションを売却した理由は、妻・娘・私がそれぞれ異なる理由で同意したからでした。 娘 「刺激があって、自分一人の部屋が持てる家がいい」 妻 「私の職場に近いのと、子どもたちが喧嘩するので別々の部屋を持たせたい。」 私 「将来性のない分譲マンションより、利便性のある賃貸の方がいい。職場にも近いし。」
とりあえず両親が住んでいた分譲マンションを購入して9年ぐらいたっていましたが、東京へ引っ越すことを考えていたし、寝るだけなのでどんな家でもよかったのです。妻の猛烈な反対にあって、息子の発達障碍のせいで、名古屋拠点に仕事をすることになりました。 3者3様の理由でしたが、賃貸マンションへ引っ越すという利害は一致しました。 マンションを売ることで、住居に関しての財産がなくなり不安定になりました。妻はそのことをすごく不安に思っています。ただ、自分の財産でも自己破産したときは、自宅マンションを処分しなくてはいけません。それに古いマンションも30年も経つと、住人はほとんどが年金生活者です。管理組合活動は比較的活発ですが、それでも収入が増えることは望めないので、後ろ向きな発言が多くなってきます。少しでも家を長く持たせようという考えはありますが、根本的に立て替えるということは地震で壊滅状態にならないかぎりありません。 このままでは資産が負債になりつつあるという危機感もありました。 私は子どもが成長して自宅を出る10年後ぐらいに、また引っ越そうと思っています。今は子どもそれぞれに1部屋ずつありますが、それも不必要になります。2DKのエレベータ付きのコンパクトなマンションをそのとき買えばいいのではと思います。 たぶん、そのときは少子化の影響でマンションや土地の値段が安くなっているのではと思います。 いえ、妻が買ったフィリピンの田舎の家が古くなっていなければそこに住んでもいいのですが。そのときはブロードバンド回線が普及していたらいいなという希望がありますが、いまは携帯はつながっても固定電話はなかなか普及していないところなのですから。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.05.08 13:24:27
コメント(0) | コメントを書く
[家族] カテゴリの最新記事
|