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さらに、身近な業界では 「10年は泥のように働け」「無理です」――今年も学生と経営者が討論 もうお先真っ暗ですわ。 私もこんなITゼネコンでは働きたくない。
さてこうなったらどうしよう? 私はただ何もしない。自分の心の捉え方を変えるだけということにしたいと思います。 見方を変えると、上の2つは情報伝達の速度が進んで、ひどいニュースがすぐにたくさん飛びこんでくるようになったからです。昔はもっとひどい災害があっても、死傷者数がわかるのもずいぶん後になってからでした。たぶん今の方が実際の被害は少ないと思います。
3つ目、4つ目のニュースも、石油の需要が世界的にあるから高くなったんです。中国やインドなどこれまで発展途上国だったところが豊かになってきて、石油の供給量に追い付いていないから高くなったんです。それだけ世界中の人が徐々に豊かになっているんです。 これまで先進国にいた人が、多少不利益になってもしかたないでしょう。
最後のところは、世代間ギャップというか時代に取り残されていると考えて、ほおっておきましょう。日本は戦後に製造業で先進国の仲間入りした国です。製造業あってこそ、世界で輝き尊敬された国となったのです。その製造業魂というか成功例にしがみついているのです。 成功例にしがみついているのが会社であったら、それは倒産しないとわかりません。 日本も一回倒産してみないと、生まれ変われませんわ。 もう1回堕ちるところまで堕ちると、幕末のいろいろな偉人が屍を残して変えていくかもしれません。
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Last updated
2008.05.30 23:53:55
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