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このところの石油の値段の高騰の原因は、投機だと言われていますが、、、、どうなんでしょうか? 投機対象にされる市場は、株や為替、農産物などの先物、不動産指数などがあります。値段がついて実体が動かないもの全てが、投機対象になると思います。 それでもある程度市場性があるもの、売買数や売買金額が大きいものでないと、相手になりません。不動産は売買が活発とは言えませんが、指数になって投機の対象になったかもしれません。 投機される対象はある程度の市場規模であることが必要です。ユーロとドルの為替レートなんて扱われる金額が大きすぎるので、どんなに資産があっても市場をつくるなんて不可能だと思います。昔、ニュージーランドドルが投機の対象になったことがありましたが、小規模であるけれど流通性のあるのが一番狙われるのではないでしょうか? 世間では石油の値段は投機対象になっているのではと思いますが、金額が大きいので、私は疑問です。投機筋の資金が入っているかもしれませんが、それはあまり影響を与えないのではと思います。
それよりも、中国・インド・ロシア・ブラジルなどの発展している国の需要が高く、それで需給バランスが追い付かないでいるのではと思います。またこれまで比較的浅い地盤の石油を発掘してきましたが、これからは海底油田や深い油田、そして品質のより悪いところが掘られるようになるかもしれません。そうすれば値段は高くなっていくことは間違いないのではと思います。 食糧事情も同様で需要が供給を上回り、その2つの相乗効果によるものかなと思います。 ただ実際にその国際価格で売買されているかというと、スポット的な値段であっても、長期的な契約は固定制なのですぐには影響を与えません。 そうはいっても中期的には、契約更新時や、契約が破棄されて、値段が上がっていくことは間違いないでしょうね。 素人が判断できるのはここまでです。投機が悪者になっていますが、売り惜しみはあっても投機はないような感じがします。
もし中国・インドなどの需要増によるものであれば、下がることはなくどんどん上がっていきますから、値段は上昇傾向になります。そうなると、石油を中心とした社会を変えないとこれ以上の発展や生活向上どころか、下降していくことになります。 石油は枯渇するかと予想されると、新しい油田が見つかり杞憂だったというのが、繰り返しありました。ただ世界の地層はだんだんと解明されてきていますから、もうそろそろその繰り返しに終止符を打ち、本当に枯渇予想が生まれるかもしれません。やはりあと30年くらいだそうです。
その兆候は少しずつ見えています。 トヨタがハイブリッドカープリウスで成功をしておりますが、「メルセデスベンツが7年以内に石油燃料を全廃する」という話で真実味を帯びてきました。 http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080627_mercedes/ http://www.thesun.co.uk/sol/homepage/motors/phil_lanning/article1314732.ece
日本はプリウスを代表とする省エネルギーの国だと自慢しても、一分野に限っているようです。ヨーロッパではディーゼルエンジンで走る燃費の安い車が多く、リサイクルは進んでいるし、自転車を多用しています。 ハイブリッド、電気、水素燃料などで走る車は実験段階ですが、早急に普及レベルにしないといけないかもしれませんね。 そのためには電気が必要ですが、核を使うことも再検討するという話しに転がっていくかもしれません。
また、食料品も増産のために、遺伝子組換え植物を積極的に使うということも検討しないといけない時代がくるかもしれません。キューバはサトウキビの一部を遺伝子組換えにして、そこから薬を生産しているそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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