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このところ経営について勉強してきて、頭が痛くなってきた。知恵熱のよう。
(経営の勉強といっても、ほとんどが本からだけど。) いろいろな人の話を自分の頭で消化して、それを仮想的な自分のビジネスで展開することは大変なことだ。 頭が疲れた。身体が疲れたり、精神的に疲れることはあっても、脳活動そのものが重く感じるというのは、やっぱり脳みその限界だろうか。 人にお願いしたらお金がかかり、モノを買えばお金がかかり、自分の脳みそだけがただだよん。しかも鍛えれば鍛えるほど強くなるよん。と言っていたけれど、頭が絶壁なので脳が膨らむところがなくなってきたのだろうか。20代後半からおでこが出っ張り始めてかっこ悪くなっている。 歳をとったら限界だよというのは間違っていると書かれている本を読んだら考え込む。そしていろいろな本に書かれていたビジネスの矛盾に悩んでいる。 さてテレビをつけると、楽ちんな番組がやっているではないか。 「カンブリア宮殿」 鹿児島市阿久根市にある、A-Zスーパーセンターの経営。 人口2万5千人しかない街に、巨大スーパーをつくる。商品は客が求めるものであれば何でも置く。仏壇や車も売る。しかも24時間営業。 お年寄りのために、片道100円のバスも出し、玄関先まで荷物を運んでくれる。60歳以上の障害者には5%引き。 しかも商品が安い。 ドンキホーテにも似ているし、コンビニにも似ている。 そして、地方は娯楽がないので一種の娯楽施設とも思える。 社長は小売業にはあまり興味はなく、全部部下にまかせているという。 さらに「顧客第一、利益第二」という これって小倉昌男氏の言った言葉の通りじゃないか。なんでも「売上第一」「利益第一」と優先順位の1番目はいうが、それは朝令暮改で末端の社員に伝わりにくい。「顧客第一、利益第二」と何が優先で、次に大切なものが何かと順位をつけることで、社員には論理的にとらえることができる。 またビジネスのセオリーとして、自分の好きなことをビジネスにしてはいけないらしい。というのは客観的な判断ができないし、それに思い入れが強すぎてしまうから。 次に、商店街の話。 お客を魚にたとえて、撒き餌とかの表現をしたり、商店街が街の文化の中心という考えはおかしいと思う。うまくいっている大山商店街の理事にも、商人としてのおごりを感じてしまう。 モノを売る時は本当は自分からお客さまのもとへ行って、「買ってください」というべきだ。そして商店街は街の一部分ではあるが、住宅街、公園、工場、学校、役所などそれぞれの街の一部分を構成するにすぎない。 番組でも言っていたが商店街が廃れた理由の一つは奢りであること。 大店法で大型店舗を規制して、お客の利益ではなく自分たちの利益を確保しようとしたこと。 100円で人を釣るというアイディアもいいけれど、お客さんは賢いよ。 店の中に入って魅力がなければ幻滅するだけだろう。100円以上のものは落とさないかもしれない。 テレビを見てビジネススキームを考えたことの確認は取れるが、いかんせん情報が少ないし、偏ったものしかない。本を読んだり、実際に自分でやるのが一番だろう。たぶん番組プロデューサーのフィルターがかかっているからであろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.09.23 12:41:45
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