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「ちょっと見て。ポッドの調子がおかしいの」 そう言って、「ロック解除」のボタンを押して、赤い「出湯」ボタンを押しても、お湯が出てこない。 モーターのうーんという音がかすかに聞こえるが、水がじょろじょろという音がない。 いまどき、電気製品の修理は軽く数千円はかかる。 かたや、電器ポッドの料金は7000円ぐらいでせいぜい一万円。 この製品はサンヨーの「U-HR30」というものでネットで調べたら6000円ちょっとだった。 壊してもかまわないと思い、分解する。 底のビスを外す。とてもシンプルな設計。 暖かくするステンレスの部分と、モーターにポンプがついているところ、そしてボタンや電子チップの基盤。 モーターは中国製のもので、これがダメだったら入手困難だろう。いやどの部品がダメでもメーカー以外は入手が難しいだろうなぁ。 ポンプのところがねじ止めだったので開けてみた。 ポンプの羽根とモーターの接続部分が面白い。 つながっていなくて、プラスチックの壁を隔ててマグネットでつながっている。 モーターの先にマグネットが付いており、羽根のマグネットを回す。 それで水漏れを防いでいるのか!! モーターについているマグネットを触ってみると、動かない。 そのマグネットに力を入れたら、スムーズに回るようになった。 半年ほど使用していなかったので、錆か油かで固まっていたらしい。 元に戻して、電器ポッド代が儲かりました。 以下のページを見て、分解することが躊躇なくできました。ありがとうございます。 電器ポッドの修理 http://tantanpopo.blog.so-net.ne.jp/2007-12-22 さて一万円以下の商品の場合は、ほとんどの場合は修理をためらってしまうだろうな。電気屋さんに持ち込んで多額の技術料がかかるか、諦めて新品を買ってしまったろうな。 まだまだ使える部品があるのに、ノウハウがなければゴミと化す。 なんかビジネスモデルが見つからないだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.09.30 10:45:21
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