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・2週間前 2週間前に妻が「自転車のくうきがないのぉ。」と言うので、パンクかなと思ってパンクセットを取り出して見てみた。自転車のタイヤからチューブを出して、空気を入れて、バケツに水をはわせて空気が漏れるかどうかチェックするのである。 結局空気を入れるところの虫ゴムが傷んでいた。 そのときはそのまま虫ゴム交換で済んだけれど、2週間後の今日になって「またくうきがないのぉ。タイヤからはみ出たTubeからエアーが出てくるのぉ」 しまった。タイヤにチューブを納めるときに少しチューブがはみ出でいたなぁ。 後でちゃんとしまえばよかったかなぁ。 ・とりあえず修理 それで見てみると、はみ出たチューブには2cmぐらいの傷がぱっくりと空いていた。 それで、再びチューブを取り出して、パンク修理セットの一番大きなゴムをあてがうことにした。チューブをやすりで少し削ってくっつきやすくして、ゴムのりをつけてゴムを張る。 でもなんで、このゴムのりというやつは良くくっつくのだろう。 トルエンが溶剤でゴムを溶かすからであろうか。 ものの見事にくっつたけれども、空気を入れるすぐ横のところから空気が漏れる。こりゃいかん。金属とゴムのつなぎの部分だからくっつかないわ。 ・チューブ交換 車でホームセンターへ行ってチューブを買ってきた。26X13/8というサイズ。 横幅はどれも同じようなので、タイヤのサイズ26インチさえ間違っていなければいいみたいだ。 ただ普通のものは700円弱、1.5倍強度が1000円弱、3倍強度が1700円弱。 ちょっと迷う。妻と携帯で相談して、1.5倍弱にした。 家に帰って、最初に自転車を買った時のチューブをみると普通のものと同じで弱そうだ。この自転車はモーター付きの30キロ弱のものなのに、普通のでも強度は大丈夫なんだ。1.5倍の方がちょっと分厚くて強そう。1.5倍の方が長持ちしそうだ。 これからが大変だった。 前のチューブの交換は簡単だが、後ろのチューブの交換が大変だ。 当初予想していたよりも、トポロジー的に難解だということが判明した。 後ろのタイヤはチェーンにつながっている。そしてディスクブレーキのワイヤーとつながっている。 チューブを外すには、チューブをちょきんと切ればいいが、チューブをはめるときにはどうするのか? ディスクブレーキのワイヤーをいったん外すか、チェーンを外すしかない。ワイヤーは細いが、チェーンは太い。 ワイヤーを良く見ると、先端が抜けないようにペンチのようなものでつぶしてあって抜けない。うぅ。 チェーンを外すしかない。しかも写真のように車輪が簡単に抜けない構造になっている。知恵の輪のようになんとか外した。チェーンもプライヤーなどを使って触るよりも、油で手は汚れるが直接手で触って外した方が効率がいいみたいだ。 そしてなんとか車輪を本体から外し、チューブをはめた。 その後元に戻して、なんとか自転車が戻った。 こんな作業は、自転車屋さんでお願いした方がいいかもしれない。 私は自転車の構造に興味をもったのでやってみたけれど、ずいぶん手間がかかった面倒な作業である。素人だから試行錯誤だし。1時間くらいかかったであろうか。 でも自転車の構造はシンプルでよくできているなと感じた。 ソフトウェアはそれに比べれば不安定で試行錯誤的である。 まあそれもいつも設計から入っているからであろうか。毎回自転車の構造を0から設計しながら作っていたら、不具合も多いだろうなぁ。 ソフトウェアの生産性とバグの発生しやすさは、せめて同じことを繰り返しやっているところではどうにかならんものだろうかと、作る方も思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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