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カテゴリ:ビジネス
夜に自宅に戻って、妻が隣でドラマを見ているときにブログを書いたりして、翌日見直してアップしていることが多いのですが、突然パソコンの無線LANの調子がおかしくなりました。
無線LANのハードを認識しないのです。何度も再起動しましたが、ダメです。 ノートパソコンも3年経ったので、とうとういかれたかなと思ったのですが、電源を切って翌日起動したらなんともなかったように復活しています。熱がこもってしまったのでしょうか。 「ガイアの夜明け」で日本理化学工業を取り上げていました。 障碍者雇用という点を取り上げていました。 障碍者は施設にいた方が楽でいいのになぜ働きたがるのでしょうね? と禅師に訪ねたとき、以下のように答えたことが紹介されていました。 人には四つの幸せがある。 一、 愛されること 一、 褒められること 一、 役に立つこと 一、 必要とされること 働くことは、このうち3つを満たすことになるから、人は働きたいと思う。 障碍者でも健常者でもその気持ちは変わらない。 ただ実際のところ、資本主義では互いの企業どおしが戦って相手をつぶすという戦争状態にある。そんなところに、障碍者の人が入って戦ができるかという問題もあると思う。 無風状態の公務員か、それとも風のあまり吹かない市場なのだろうか。 日本理化学工業は、チョークを作っている会社。 数十年前に粉の出ないチョークを発明したという点では新しかったが、それ以来は特に技術発展もなく続いていた。番組ではクレヨンのように壁や窓に書くけれど、水ぶきのぞうきんで簡単に消せる新素材を紹介していた。 ん~、チョークを含めて一定の売り上げはあるかと思うが、どうであろうか? 衰退していきそうな市場である。 福祉事業家としてたい焼き屋の紹介もあったが、果たしでどうであろうか? ただ一方で、国や地方公共団体の立場から見れば、税金を投入して保護するよりも、自立して働いてくれる方がよい。障碍者や親の立場から見れば、なんとか自立してしたい、自立してもらいたい。 企業人からの立場としても、障碍者の特性が活かせるならば働いてもらいたいという3者の利害が一致する。 最後の特性を活かせるというところが問題解決のところがミソのような気がする。 ・工程が変化しない職場 しょっちゅう価値観や業務の内容が変わる、IT関連の職場は難しいかもしれない。だが、絵心があって自分の価値観を通してそれを評価されるデザインの世界ならばひょっとしてというのはある。 しかしほとんどの場合は、チョークの作成やパンの製造など例外が起きにくく、ほとんど工程が変わらないところであろうか。縫製など一次産業よりのことが向いているかもしれない。ただ機械も毎日同じ調子というわけでもないので、機械を扱う仕事は難しいかもしれない。 ・障碍者はすべてのことでマイナスではなく、プラスの点もある 人によって向き不向きがあるし特性がある。知的障碍者ではなくてもちょっと頭がとろいかなと思う人でも、美術的センスが抜群にある人もいる。また番組でも、チョークの鑑定が正確で早いことに驚いた。しかも決まったことを確実に飽きずに達成することができる。 彼らの才能を見つけてそれを応用するのは困難であるが、経営者の能力であるともいえる。 またあまりいいたくはないが、障碍者を雇用することは多額の報酬を支払わなくてもいいということでもある。最低賃金を守ることが一つのバーになり、それ以上の成果をあげてくれればOKだ。301人以上の職場には1.8%以上の障碍者を雇用しなくてはいけないという法律もある(56~300人も適用されるが罰則規定はない)。 さらに障碍者雇用は補助金も出る。 報奨金の支給 番組の日本理化学工業はおよそ社員が70名強いて、そのうち障碍者が50名ぐらいいた。 全員ではないけれど、一人21,000円が会社の補助となる。 とはいえ、実際には企業経営にとっては雀の涙なので、障碍者を雇用するだけで儲けようということはできず、生半可な気持ちでは雇用できない。 参考: 独立行政法人 高齢・障害者雇用支援機構 http://www.jeed.or.jp/disability/employer/employer01.html 難しい問題ではあるが、人類が乗り越えなくてはいけない試練のように思う。 「ダーウィンの進化論に則って適者生存の自然の法則に流されるのか、世界中の人全員が同じ船に乗って幸せになることを目指すのか。」 起業の学校の同級生も、日進市の図書館でカフェを開いて障碍者雇用を進められています。 スローカフェゆったり お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.11.05 10:28:43
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