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フィリピン人はほとんど野菜を食べない。
先日のブログで、フィリピン人は世界で3番目で食糧が貧困だと伝えた。 貧困といえば、北朝鮮や内戦中のスーダン、アフリカ諸国やイラクが思い描くが、フィリピンは3位だそうだ。 熱帯で米は年3回取れるし、庭にはフルーツの身がなっている。 魚の数は昔よりは減ったものの、周りは海に囲まれているし、そんなにひどいとは思えない。 妻と結婚する前に、妻の家族と一緒に住んでいたことを思い返すと、食事にとにかく野菜がなかった。 ごはんと肉と魚であった。 野菜サラダどころか、煮込んだ肉や焼いた魚と一緒に野菜がないのだ。 申し訳程度に小さなトマトが味付けの一部としてまたは、玉ねぎが醤油と一緒に調味料として用意されることはあっても食べない。 何日かしていると、ビタミンやミネラルの不足を感じて、スーパーに牛乳を探した。でも牛乳はほとんどなく、フルーツを食べたり、フルーツジュースを飲んで過ごした。 妻に聞いた。 「なぜ野菜をたべないの?」 「野菜は高いから。野菜を買うお金で、肉や魚が買えるから。」 妻と街を歩いていると、薬局によってビタミン剤を買う。 "Gusto ko Vitamin Tablet!" バイタミン剤をください "How many pieces? And what kind of Tablet" (ビサヤ語を忘れた) そういって、ビタミンA、ビタミンC, ビタミンEとか白い500mlぐらいの容器に入れたものをいくつか持ってきた。 容器は開けたもので、透けて見えるのはタブレットが中くらい入ったものだったので、まとめて買うのではなくて1粒ずつ買うのかもしれない。 "20 pieces Vitamin C, ....." と言って、50粒ぐらい買っただろうか? その場で水をもらって、5粒ぐらい飲んだ。残りは袋に詰めてもらう。 お金は私が払った。 まだ日本ではビタミン剤が流行る前だったと思う。 なんでそんなの買うのか?野菜を食べればいいじゃないかと聞いたら、みんなそうしているからと答えた。 結婚して日本に来て、だんだんと日本食に馴染んで野菜を食べるようになっていった。いまでは毎食のように野菜を食べないと気がすまないぐらいだ。 たまにフィリピンに帰った時は、自分で野菜をたっぷり含んだ料理を調理してふるまう。 でも同席している他のフィリピン人は、野菜をほとんど手をつけず残してしまう。 野菜を食べないので、成人病にかかりやすく、50~60歳で死ぬ場合が多いようだ。糖尿病も多いし、歯のない人も多い。それよりも肌につやがないケースが多い。 中国で食べる料理は、生野菜こそ食べないものの、野菜がふんだんに使われている。中東の砂漠でもトマトやキュウリや豆のようなものをよく食べている。 ん~、何でかなぁ。 バナナは日本のものと違う種類だがたくさん食べているけれど、それだけでは足りないようだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.11.13 23:41:48
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