Google Apps 51人以上は有料に
Google Appsは51人以上は、1/14より有料になった。(日本時間で1/15からか?)Google Appsとは、GoogleがGmailやカレンダーを個人に対しては無料で提供しているサービスを、企業や大学などの組織向けに提供しているサービスです。個人向けのGmailですと、xxxx@gmail.com というアカウントを使うのですが、企業向けなどは yyyyy@company.co.jp というような会社のメールアドレスを使うことができます。これまでプロバイダーが提供していたサービスを、そのままgoogleでお願いすることになります。gmailと同じように、7GB以上のメールの保存容量、googleと同じような高速なメール検索、ウィルスチェック、迷惑メールフィルターなどが使えます。一人年間6000円相当を支払うと、容量25GBに増えたり、信頼性、他のシステムとの統合などの機能が使えるようになります。無料だとメールそのものに広告はつきませんが、メールを表示するときにAdsenseの広告が表示されるぐらいでした。7GBの容量はまず使い切ることはないので、知人には無料でいいじゃないと思っていました。ところが、Google Appsの比較のページを見ると、いつの間にか無料のStandard Editionが50人までとなっているではありませんか。下の「ユーザーアカウント数の制限なし」にチェックが入っている(1/17現在)のは、まだ混乱していることを教えてくれます。詳細と書いてあるところをクリックすると、英語ですが以下のように書かれていました。 Standard Edition User Accounts Effective 14 January 2009For new organizations using Standard Edition:Standard Edition users get a custom email address, tools for wordprocessing, spreadsheets and presentations, a shared calendaring systemand access to a flexible intranet system. Organizations using StandardEdition get up to fifty free, ad-supported user accounts. If yourorganization requires more than fifty user accounts, Google recommendsusing Premier Edition.For organizations already using Standard Edition:If your organization currently uses Standard Edition, you may continueusing Standard Edition free of charge with your existing user accountallowance free of charge. If you need to add additional user accountsover your current user account allowance, you'll need to upgrade your entire domain to Premier Edition. 「1/14から50人までは無料だけど、それ以上は有料のPremier Editionを使ってね。ただこれまでにStandard Editionを登録した場合は、そのままのユーザー数でいいけれど、増やす場合にはPremier Editionにしてね。」と書いてあります。お客さんに無料でどうかなと勧めている最中だっただけに、ハードルが高くなってしまいました。他の個人でやっているお客さんに、100ユーザー、200ユーザーで登録して、自分の別ドメインに1000ユーザーをとってしまった。。。ラッキーというべきか、宝の持ち腐れになってしまうというか。Google Appsのリセラーや協力会社に力を入れ始めていることは知っていたけれど、まさかGoogle Appsの有料化に力を入れてお金を回収しはじめたのは知らなかったな。私みたいに無料でいいやと思う人をいじめにきたんだろうか。