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カテゴリ:着物
★ひとつめ‥「ゆずりは」の田中陽子さんのお話会
毎年、田中陽子さんの着物姿を非常に楽しみにしている行事のひとつで、小判屋さんと行っ てきた。 田中陽子さんのコーデ 夏白鷹の灰こげ茶のような地にこげ茶のような縞 大福帳で作った紙布の帯(なんにでも合うのでとても重宝しているとおっしゃっていた) 紺の帯揚げに紺地に白の模様が入っている帯〆 だったと思う‥いつもながらのとてもシックなお姿であった。 小判屋さんのコーデ もう一度見せて欲しいとリクウェストしていたので 越後上布 黒地に白の縞 科布の帯(小判屋さんの科はほんとうに地がしっかりしていて、ちょうどいい色合い) トルコブルーの帯揚に同色の?帯〆 だったと思う‥鼈甲の髪飾りも素敵な存在感たっぷりの小判屋さんであった。 私の本日のコーデ NO.69 蚊絣宮古 男物のお仕立て直し 楮布の八寸帯 きねやさんお見立ての渋いセット 画像を撮るのを忘れました。 ★ふたつめ‥堀文子展 なんば高島屋で只今開催中! 柳澤桂子さんの本の表紙を装丁されていたので、興味を持っていました。 86歳の日本画家さんだったのですね。 さすが、日本的赤の使い方がよかったです。 鳥が個性的ですね。 黒地の「ブルーポピー」の絵を帯にしたい気がしました。 他にも素敵な絵がいっぱいありました。 ★みっつめ‥稲葉賀恵さんと奥順さんとのコラボの結城展 素敵だったなぁ~本当に素敵な結城です。 地がいいだけでなく、やっぱり柄も良くなければね~ これだけネットショップやオークションが浸透してくると、消費者も賢くなってきて 今までのような小売価格では着物を買わなくなる。また、生産者の方々も権利意識が育っ てくるので、製造直売の方法を考えてくる。大手の呉服屋さんの倒産の次は大手問 屋の倒産だと言われる所以である。 では、小売やさんの次の手は‥ 商品の差別化、オリジナル化を図ることだと思う。そのひとつが有名デザイナーとのコラ ボ。有名デザイナーといっても、色々あるが、稲葉賀恵さんはそのなかでも最高の適任者 だと思う。稲葉さんご自身が着物をお好きだからね^^。すでに、しょうざんで、ご自身の ブランドの着物&帯を展開されている‥ 私などの素人が言わずとも、もうすでに実行されている小売やさんも多いが‥ 今までも、オリジナルを、という観点で商品化されてはきているが、もっと意識的に差別 化を図ることだと思う。そのいい例が「伊兵衛織り」。見事に差別化、ブランド化されて いる。調べてみたが、同じ浜松特産のざざんざ織りと糸が同じ、手織りであることも同 じ、染めはざざんざ織りが草木染なので、まだこちらのほうが品物としては上? しかし、ざざんざ織りではこれほど、フィーバーしていなかっただろうと思う。「伊兵衛 織り」だから、憧れ、買いたいと思うのでは‥伊兵衛織りの人気には、清野恵里子さんの ご本の影響力が大きい。 それにしても、パンフレットの稲葉賀恵さん、抜群に素敵です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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