日々のいろいろ…

日○和○の○周年記念セールに行った。

色々非難もある日○和○であるが、着物生活の拠り所があるというだけでも私には役立ってく

れている。今日のセールも、実物を沢山見れるので私にはありがたい催しである。


　ある帯‥私が持っているのとまったく同じ帯があった。私の買った倍以上の値段がついてい

る。日○和○の着物の販売価格は一般の呉服屋さんよりは2割くらい安いかもしれないが、

それでも買い方によってはこれだけ値段の差がある。


こんなに売値の差の出る品物が他にあるだろうか？

呉服産業の斜陽が言われている原因のひとつは価格の不透明さではないのだろうか？

消費者無視の再販価格も困るが、もう少し、適正価格、標準価格というものを考えてもらいたい。

せっかく着物人気が高まってきて、日本人女性が着物を楽しむようになってきているのだか

ら、この機会になんとかならないのだろうかと思う。



今日見せてもらったものの中では　my 注目の品物は大島紬の糸に芭蕉の糸をつかった着尺

である。車輪梅の色がきれいに出ていて、綺麗な格子。生地がシャカシャカしていて、気持ち

がよい。5月くらいから9月まで着れるということである。大島紬美術館製の糸芭蕉の大島紬

であった。


　　　　【　今日の組み合わせ NO.95　】

　　　　　　本結城焦げ茶

　　　　　　大正更紗昼夜帯

　　　　　　きねやさん　市松絞り帯揚＆畝打ち二色ぼかし帯〆

　　　
　　　　　　雨コート

　　　　　　　　※　朝空を見ると、雨が降っていたので急遽、着物を替える。

　　　　　　　　　　万一のとき、洗いに出せるように、洗い予備軍の着物にする。

　　　　　　　　※　雨コートはお仕立てつきのオークションで。仕上がってきたとき、衿ふ

　　　　　　　　　　とんと折り返しのところにもおふとんを入れてくれていて感激！

　　　　　　　　　　フルレングスは丈を指定するのが難しい。少し長いめになってしまっ

　　　　　　　　　　た。

　　　　　　　　最初、対丈の着物型のコートを、とお願いしたが、着丈が長い

　　　　　　　　　　ので用尺が足りないと言われて、急遽道中着型に。

　　　　　　　　　　紐はアップルコートのようにシンプルに、と何回もメールのたびに注文

　　　　　　　　　　していたが、声が届いていなかった。仕様が違うので無理だったのか。

　　　　　　　　　　しかし、着てみて、着丈を1寸短くすれば対丈型にできたのだと思うと

　　　　　　　　　　少々後悔する。短くなってしまって着物が見えれば雨コートにならな

　　　　　　　　　　いから、着丈確保優先したつもりであったが、フルレングスは難しい。