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hilly@ Re:なごりの夏着物(08/28) 初めまして。 偶然にも全く同じ能登上布を…
ママダイズ@ Re:なごりの夏着物(08/28) 最近、投稿がありませんが、お元気ですか…
べがのママ@ Re[2]:なごりの夏着物(08/28) marcha.n-nさんへ 丁寧なご回答ありがとう…
marcha.n-n@ Re[1]:なごりの夏着物(08/28) べがのママさんへ 初めまして(^^♪コメン…
べがのママ@ Re:なごりの夏着物(08/28) いつも素敵なお姿を憧れをもって拝見して…

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2008.04.25
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  いつか藤布の帯がほしいと思っていた

  来年夏(今夏)には頑張って手に入れようと思っていた

  藤布は生産量も少なく、一度に何枚も見れないので

  したがって、あまり柄を選べないので

  この柄を眼にするようなことがあれば、思い切って購入しようと思っていた



                  resize1178.jpg 


   宮本信子さん着用の藤布である

   
   別件のお訊きしたいことがあって

   生産者の加畑兼四郎さんに電話した

   
   この帯の市松柄を成している色を染めたのは

   加畑さんの庭にある樹齢100年の椿の木の葉っぱらしい

   草木染はどうしても色が退化するので

   そうなった場合は柿渋染めすればいいらしい

   「持ってくればしてあげる」と嬉しいお言葉


    同じロットでできるのは4枚

   すなわち同柄のものは4枚できるらしい

   この柄は、加畑さんのところに一つあるらしいので

   宮本信子さん着用のもの、私所有のもの、で計3枚

   
   もう一枚、どなたかが持っていることになる

   そういう話を伺うのは、とても楽しい


           

                     resize1191.jpg


                 

   あと、まもなく、もう一つのご縁が‥^^;
   
   藤布無地の九寸帯である

   八寸帯がカジュアルなのに対して

   こちらは少しおすまし顔である

   帯は特に出会いなので、見送ると手に入らないことが多い

            
   したがって虎の子をはたいての無理算段

   同時期に同じようなものを購入してしまう私の悪い癖4回目


   この帯は画像ではまったくの無地に見えるが

   お太鼓の出し方ではうっすらと横段の模様を入れることができる

   八寸帯に使われている椿の葉っぱと同じ色であるが、ずっと薄い色


                  
                     resize1189.jpg


   

           
   巻くときは霧吹きで湿らせればよく締まる

   しまうときも霧吹きをすれば、皺がとれる

   皺は蒸気つきのアイロンもOK!

   ただし、よく乾燥させてからしまうこと

   
   お手入れは、汚れればカルキをぬいた水で洗うとのこと

   保存は、和紙のたとう紙もしくは新聞紙、綿の古シーツで

   理想的にはウコン染めの風呂敷でくるむ


   以上、加畑さんのお話でした


   生産者のかたにとって、ご自分の作品は我が子のようで

   特に消費者の手に渡ったものはお嫁にやった娘のようで

   実に、実に嬉しそうにお手入れの仕方をお話くださった^^

   





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Last updated  2008.04.26 05:36:02
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