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カテゴリ:ペット
やっと書く気になった。 16才のおばあちゃん犬エルが、1月28日に死んだ。 前夜から雨が激しく降っていて、 朝、7時半ころ 気になってエルを見に行った。 犬小屋に体を5分の4くらい突っ込んでいた。 抱きかかえると、眼は開いて、息をしているかどうか わからなかった。 濡れていたので、タオルで拭いてやって、まず保温を、と思い 家に連れてきて ファンヒーターの前で抱いてやっていた。 息がしにくいかと思い、毛布を敷いて寝かせた。 しばらくしてから大きく息を始めた。 苦しいのか、時々ウォー と声を出す。 そばに、長男がいて、娘がいた。 それぞれのやり方でエルを励ます。 大きい息がおさまってきたかと思っていると 顎呼吸を始めた。 そのときになって初めて 「エル、お兄ちゃんを守ってくれてありがとう。」 「家を守ってくれてありがとう」 と 耳の遠いエルに大きな声で感謝の言葉を述べた。 その直後に、エルは息を引き取った。午前10時10分だった。 最近、長男が散歩に連れて行こうとすると、行くのを嫌がった。 長男は「エルが散歩に行かないよ~」とこぼしていた。 食欲も三日前から落ちていて、 味のよい猫缶を食べさせてやっていた。 前日も、猫缶を開けてやると、寝そべったまま食べていた。 少しずつ 私の方も覚悟はしていた。 もらっていただいた兄弟犬も、この二年ほどで亡くなっていたから エルは長生きだなぁと思っていた。 エルが死んで、庭に行くと心がひりひりする。 エルの世話は長男に任せっきりで、ほったらかしだったが エルが死んで、こんなに寂しい想いをするとは思わなかった。 特に長男は、悲しんだ。 夜、起きてきては、涙を流していた。 エル、お母さんのハピに会えましたか? 長いこと お兄ちゃんを、おうちを、守ってくれて 本当にありがとう お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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