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2010.03.26
カテゴリ：家族
2日め…末っ子の卒業式 雨が降っている  入学式のときも天気が悪く、 式のために誂えた小島利へ以さんの訪問着を着ようか着まいか 迷い、結局、せっかくこの日のために用意したのだからと、決心。 訪問着を着たら、ちょうど着用している間だけ雨が降らなかった。 しかし、今日は完全な雨… 朝9時からの式のために早いめに行こうと思ったが、 久しぶりの着物はやはり手間取ってしまった   式場は、入学式のときは武道館だったが、 卒業式は、学生は安田講堂、父母関係は御殿下記念館で 式の映像を見る。 入学式は全学一斉だが、卒業式は理系と文系を分けての二部。 それでも、卒業式は安田講堂で、 というので思うのは… 1969年の過激化した学生運動で運動家たちが安田講堂を占拠、 機動隊のホースでの水撒きやら、催涙弾やらの攻防を 荒らされた安田講堂は見てきている。 あのときは東大入試ができなかったんだよね… と、歴史のひとこまを知る人間からは 安田講堂はやはり東大の象徴であり、東大の今までの歴史を 見てきているから 卒業式は安田講堂で…という大きい意義を感じるのである。 違うかなぁ…  安田講堂内は 歴史的な荘厳さを感じる。 卒業式が終わって、銀座に行く予定だったが、 （ミワさん、Amethystさんと銀座・もとじで待ち合わせ） そのあとの学位記授与式を忘れていた。 もとじさんに行けないのはとても残念だったが、 時間が足りなくなって、 ランチ会場に直接行くことに予定を変更。  ランチのあとはギャラリー「一枚の繪」…へ… gonbeyさんのギャラリーにお邪魔した。 gonbeyさんに初めてお会いしたが、 とても気さくな方で、温かいお接待に時間を忘れそうになる。 ミワさんが、私たちがお邪魔したいと前もってアポをとって くれていたので gonbeyさんも伊兵衛織りに柚木沙弥郎さんの帯を巻いて、 待っていてくださった。 かっこいいgonbeyさん… 写真を撮らせてもらえばよかった… 名残惜しくも、ギャラリーをあとにして、 次なる目標は和光ホールで行われている「甲木恵津子展」 草木染で丁寧に染められ、手機で織られた素敵な着物たち、 帯たち う～ん、どれも素敵だなぁ…  次の次なる目標は新宿・柿伝のギャラリーで行われている 「荒木節子展」 こちらはカッコイイ系である 。やさしげな荒木さんからは想像しにくいハードボイルドな 作風を感じる。 よくもまぁ、こんなに初日が25日と私が上京している日にぴったりと 判で押したように個展が開かれたものだと嬉しい悲鳴… ミワさんが帰るとおっしゃるので、 後ろ髪を引かれながら、ミワさんとわかれる。 もうちょっと、一緒に居たかった… 各種行事の掛け持ちに駆け足状態で、 ミワさんとゆっくりお話できなかった… ミワさん、色々と手はずを整えてくれてどうもありがとう、 そして、勝手してしまってごめんなさい。 銀座から新宿へ、新宿から銀座へ戻り、預けていた荷物を取りに 松屋へ行き、ショッピングの娘と合流。 赤坂見附に行き、末っ子と合流。 末っ子の行きつけの坦々麺のお店に行き、夕食。  午後7時33分発の新幹線で帰路についた。 新幹線の多用途室をお借りし、洋服に着替え （これはイケマス！）、 身軽になり、ＪＲ和歌山駅から自転車で家に。 午前0時15分であった。 こうして、楽しいような寂しいような東京の2日間が過ぎていった。 【今日の組み合わせ NO.21】 藍田正雄作 江戸小紋・お召し十 藤山千春作 吉野間道袋帯 青山八木 桜鼠色の帯揚 道明製 冠組帯〆 銀鼠色 もとじ 真綿入りの草履 濃グレーに白皮の花緒 サッカー地のような吉野格子お召しの雨コート  お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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