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カテゴリ:秋単衣
実際に外出するとなると、まだまだ夏物を着ていたいが、 気分は、 秋物を触りたい 先日、お仕立てあがってきた 念願の関絹織物・大島 正ヤさんのところのものです。 【今日の組み合わせ NO.83】 関絹織物 純泥染め無地大島 藤山千春 吉野間道 模紗織り 格子 青山八木 帯揚 道明 帯〆 正ヤさんのところは画像が鮮明ではない(失礼!)のですが、 掲載されているのと同じものです。 実物は とても丁寧に織られた、とてもしなやかな糸味のよいもの です。 色も、黒に近い濃いこげ茶で、深い色あいです。 生地がいいし、無地ですので、かなりの帯を持ってきても 負けません。 高島屋で合わせているのは龍村の甲比丹です。 本結城の無地に匹敵するほどのカバー力があると思います。 関さんが、袷か胴抜きのほうがよいとおっしゃっていたけど、 私は単衣の無地がなかったので、単衣にしてしまいました。 湯のししてお仕立てしてから見ると、思っていたよりも薄く、 軽いです。単衣にすると、生地に良くないのかな? この大島の説明は、正ヤさんのHPをごらんくださると、 よくお分かりになると思います。 関絹織物との出会い 私と関絹織物との出逢いは数年前に遡ります。 東京ますいわやの展示会で、初めて心をときめかせたのが 現代的な色合いの格子の大島でした。 手漉きの和紙に毛筆で、品物に対する想いを書いていらっしゃっ て(多分お父上)、 それを読んで、お父上の頑固さとともに とても丁寧に想いをこめて作られたものだということが 伝わってきました。 反物の端に《関絹織物》と書かれてあったのを深く心に留めまし た。 それ以来、大島を購入するときは《関絹織物》と思ってきたのです。 私は結城は、すでに5枚、久米島も5枚持ってしまっていますが、 大島は一枚も持っていません。 それが、ひょんなきっかけで、正ヤさんを知り、正ヤさんルートの 関絹織物と再会したのです。 ブログを読んでくださっているみなさまのなかで、 大島を勉強したい、大島を見てみたいと思われる方がありました ら、気楽に正ヤさんに聞いてみてください。 きっと素晴らしい大島との出逢いがあるに違いありません。 人と人との出逢いも素晴らしいです。 私のぶきっちょな《きもの道》も、色々な方々に鍛えられて ここまで来ました。感謝、感謝!です お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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