日々のいろいろ…

 今回の上京は特急も順調にスタートし、

　午後１時過ぎは新幹線のなかにいた。

　合格発表は午後１時。

　もうそろそろ、連絡があってもいいころだけど………ない。

　午後１時半を過ぎて、Kくん本人からの電話がきた。

　「慶應に行くよ」

　うんうん、１年間ご苦労さま。

　たくさんの科目を一生懸命勉強した蓄積は残るよ。

　ず～とエリートコースで来た子だったんだけどね…

　東大の似合う子だった。

　Kくんの両親も、私も期待していた。

 でも、今日限り、その想いは捨てよう。

　彼の新しいスタートに乾杯！である。

　慶早戦で洗礼を受け、あの《塾歌》を歌う。

　その経験を早くしてほしい。

　そうして、慶應義塾大学塾生としての誇りが培われて

　いくのだと思う。

　私は、《都の西北》よりも《慶應の塾歌》のほうが好きですよ。

　とはいっても 《都の西北》を歌うときは、きちんと立って

　背筋を伸ばして歌いますけどね…。

　Kくん、東大に行って守りで行くよりも、慶應でチャレンジ

　していくのも悪くないですよ。

　どうしても東大に想いが残れば、また編入ということも

　考えられますね。

　《人間万事塞翁が馬》という言葉もあるように、

　人生、どこで、オセロゲームの黒玉が白になったり、白玉が黒に

　なるかわかりません。

　神の意思、神のされる意味を知るのはKくん自身がすることです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Bon Voyage!!　よい航海を…