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カテゴリ:ミュージック
学校を卒業して故郷に戻ってきたとき、 特に地方では学卒女子の採用のない時代で、 案の定、就職は決まらなかった。 どうせだったら、と市内最大手の書店でアルバイト。 専門担当者のいない《クラシックレコード部門》に配属の希望を だした。 昔っから、趣味人間ですね^^;; 趣味と実益(それほどでもないか)を兼ねて… その当時、ひと月2~3万ほどの売り上げだった部門を ファミリー向けという方針をたて、商品の在庫を替えて、 棚を整理したら、年末には売り上げを月50万弱まで伸ばすことが できた。 地方のことだけれど、潜在的な需要はあったんだと思う。 金額的には大したことなく、おままごとみたいなものであるが、 22才の小娘だった私には大きな自信になった。 そのときに、少ないお給料の大半をはたいて、クラシック、 たまにはジャズ、たまにはフォークのレコードを買い集めていた。 これまた、昔からB型人間の凝り性なんですね。 その最初に購入したのが ヤッシャ・ハイフェッツの《チゴイネルワイゼン》 下手な講釈はやめますが、これは涙が出るくらい好き! 今も好き! おととい、アマゾンで偶然そのCDを見つけた。 アマゾン、便利。あくる日に届いた 着物が好き高校野球も好き音楽も好き 年とって、動けなくなっても、眼が不自由になっても、 味わえる楽しさが、喜びがあるって、嬉しい! ヤッシャ・ハイフェッツ《チゴイネルワイゼン》 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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