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カテゴリ:イベント
いよいよ新田工房見学。 旗に書かれているのは 「よくいらっしゃいました。毎度ありがとうございます」らしい。 紅花はキク科で、原産地はエジプト。山形県花。 わが国には1300年ころにインド、中国を経て渡来した 赤色植物染料のひとつ。 山形・米沢には室町時代末期より栽培され、 口紅、友禅染の原料となり、郷土産業として発展。 その後、化学染料に押されがちになっていたのを再興。 新田英行先生によるレクチャー 内容は《米沢織》《紅花染め》の歴史 紅花染の見本を見せていただいて… この優しい色あい、娘が好きなんですよね~。 これは《花餅》 紅花を潰して、乾燥させたもの。 この状態で、京都などに送って、口紅や友禅染 に使われる。 ひと通りのレクチャーが終わったあとは、 新田先生の奥さま手作りの《紅花プリン》 わ~い いよいよ染めの見学 画像の左上の鉢のなかにある墨色のが鳥梅 その下は紅花の染め液。その隣が紅花餅 紅花には黄色の色素と紅の色素が含まれているので 布袋に花餅を入れて、冷水のなかで揉みだし、 黄色の色素を取りだしたあとに紅色の色素が現れる。 藁灰の上水につけた紅花の液に浸し、鳥梅液を入れて 発色させる。 左下の画像に写っているのは染めた糸と真綿。 柔らかなぼかしを表現するために数色に染めた真綿から 糸をつむぎます。 ぼかし染めした真綿から糸を紡いでいる。 紅花染めの出来上がり! なるほど~。 まったく初歩的な質問をしてしまって、恥をかきましたが、 まぁ、《聞くはいっときの恥》ということで… 《百聞は一見にしかず》とはよく言ったものです。 本に書かれた記事を読んでも、もうひとつピンとこなかったことも 実によくわかりました。 工房見学が病みつきになりそうですね~。 次回は午後の部、出羽の織り座へ… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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