《源氏物語を読む会》にさっそく行ってきました。
月3回の第1、2、3火曜日午後1時から3時まで。
実際は3時半くらいまであるかな?
100人を超えている大所帯です。
会場は、JR和歌山駅からメインストリートをまっすぐに
バスで10分くらいのところにある《華月殿》
私の実家のすぐ近くです。
せっかくの機会なので着物を着て行くことにしました。
会が始まると
6人の新入り会員の紹介があって前に立たされました。
私は、自己紹介、入会の動機と
「前に立たされるとは思わなかったので、
着物を着てきましたけど^^;;、1人でも多くの方が
箪笥に眠っているお着物を着られるきっかけになれば
嬉しいです。」
というようなことを挨拶しました。
着物を着ると、目立つというか、ワル目立ちするというか
やっぱり勇気がいるんですよね。
私は目立つのは好きじゃないし、人の前に立つのも
好きじゃない。
でも、1回でも着物を着て出かけられる機会を増やしたいし、
1人でも多くの人が箪笥のコヤシ化している着物を引っ張り出し
てくるきっかけになればなぁと思っています。
洋服だと自転車で我が家から約15分。
着物だと和駅まで歩いて15分、バスで会場まで15分。計30分。
車に乗らないので、機動力が全然違います。
私は不要不急のときはタクシーを使いませんから。
で、肝心の講義ですが、
整理された現代訳を読んでいるより、よもやま話があったり、
行間からのニュアンスが伝わってきて
生身の人間描写、心理描写がより感じられて興味深かった
です。
お世話くださっている方々のきめ細かい色々な気配りが
すごいなぁ‥と思いました。
講師の先生がおっしゃるように お世話くださる方の奉仕の精神
によっても長続きしている会のようにも思えました。
会場も、結婚式場の披露宴会場なんで とても綺麗なんです^^。
次のお話は‥
源氏の君の《掌中の玉》の、玉鬘がひげくろ大将に奪われて
しまい、 源氏の君が嘆くところです。
【今日の組み合わせ NO.63】
横山俊一郎作 みさやま紬
橋村重彦作 袋帯《柿と茸》
青山八木 帯揚
道明 冠組 栗皮色
この横山さんのみさやま紬は阪神むら田さんのセールで購入。
縞が少々個性的なので、売れにくかったのかなと
思います。
画像では縞が目立っていますが、
実際に着てみると それほどではありません。かえって、細い縞
よりも若々しく見えるのではないかなと思います。
とても着やすい紬です。
栗皮染のこの冠組は、今季ヘビロテです。
(昨年もこの帯〆と帯揚だったんですね^^;;
該当季節には一度は使いたい組み合わせなんですが‥)
私の手持ちの着物、帯に とてもよく合ってくれています。
たまたま、前柄が真正面にきてしまいましたけど、
前柄が真正面だとダサイ着方だとよく書かれていますが、
その根拠はなんなのでしょう?
私は、別に特にダサイとは思わないのですが‥
その時代、時代の流行というのはあるのでしょうけど‥
例えば、八掛は 今は共八掛が主流だし、
前柄も、昭和40年代ころは真正面だったけれど、
それじゃ面白くないということで少々脇にずらすことになったの
でしょうか?
あっそうそう、横浜・じざいやさんに
今週末の10、11日、横山さんがいらっしゃるようですね。
※ 記事内容を変更。
前柄はやはり少しずらしたほうがおしゃれですね。
納得しました^^;;