《若菜・上》もいよいよ大詰めを迎えました。
あらすじの最後のところです。
女三宮の飼っている唐猫の仕業で、柏木が女三宮の姿を
見てしまうところです。
《若菜・上》の最後が少し残ってしまったので、
6月の第一週で仕上げ、
いよいよ《若菜・下》に入ります。
《源氏物語》のクライマックスに突入です。
【 今日の歌 】
上を向いて歩こう
青葉茂れる桜井の
青葉茂れる桜井のは楠正成公とその息子正行との別れを歌っているのですが、
楠正成公には少しご縁を感じています。
というのは、
うちの長男が生まれる2~3日前に楠正成公の夢を
みたんです。(私は日本史に詳しくありません)
そして、当時、神戸・三宮に実家があった夫の両親が
お宮参りに連れて行ってくれた神社が
楠公さんを祭っている湊川神社だったんです。
長男の小学校からの竹馬の友が新田くん、
長男が高2で脳腫瘍が見つかり入院したときに
母子で泣いてくれたのが、楠正成公のお姉さんを
先祖にしている家系の方でした。
(そのお母さんに、楠木正成公との不思議なご縁を
話していて、たまたま、わかりました。
彼女はびっくりしていました。
そして、なぜ、こんなに悲しく思ったのか、
理解できたと言ってました。)
のちに、家紋の本を読んでいるときに見つけて
鳥肌が立ったのは、我が家の姓のルーツは楠家に
つながる、ということでした。
【 今日の組み合わせ NO.43 】
貴久樹 タッサーシルク(単衣)
灰白色に墨色の格子
上田紬 八寸帯
三浦清商店 帯揚 灰白色
道明 帯〆 焦げ茶色
この貴久樹のタッサーシルクは機械織りのごくごく気軽な着物。
着物に興味を持ち始めた初期のころに購入したもので、
今でも、お気に入りの一枚で街着にしています。
上田紬の八寸帯もきものみち初期のころに購入したもの。
生地がシャキッとしているのでお太鼓が作りやすいです。
やはり、今でも好きな一枚なのでなかなか手放せないでいます。
最近は作家さんものの帯を巻くのに忙しく、何年振りでしょうか。。