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カテゴリ:着物
2回目を見ました。 見落としていたところも多く、 2回目のほうが楽しめました。 山本富士子さん、浪花千栄子さんがお召しの 総柄の小紋に無地帯もいいですね。 バーのマダムや仲居さんが着ているのも ほとんど、あるいは全部、浦野さんのでは‥ そう思わせるような組み合わせです。
もう一度無地、無地調の着物について: 浪花千栄子さんは
樺茶色のような茶色地無地調紬に黒い帯 沢村貞子さんを連想させるような、 ざっくりと、お手本にしたい着方をされている。 この画像では、よくわからないけれど‥ ぜひ、DVDをご覧になってください。 とても素敵です。
田中絹代さんがお召しなのも茶系無地調紬に薄茶無地帯 私自身もこの茶系が好きで、樺茶色、丹柄色、鳶色‥ ダブったかな、と思えるほどこのあたりの色が多い。 この色は、中高年の人の色ですね。 若い方には難しいと思う。 映画の中で、この色が採用されたのには理由があるのでは‥ 適齢期を迎えた娘とその母、という設定条件に 適っていたのでしょうか。。 山本富士子さんが市松柄や総柄の着物をお召しになる一方で 浪花千栄子さん、田中絹代さんの無地、無地調の着物は 映画の流れのなかの衣装群をぐっとまとめているように、 引き締めているように思います。 各色の縦節紬の無地帯も、さりげなく合わされ、 思いっきりリキの入った使われ方、というのではなく ごくごく日常的な中での使われ方に見えて 私のは白色ですが、もっと気楽に使ってあげようと 思ったことでした。
秋山先生の「沙羅」に合わせて
越前石田縞の佐々木理恵さん の木綿着物に 合わせて
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Last updated
2015.12.31 03:40:05
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