「市民ケーン」オスカー像に6700万円
米映画の鬼才、オーソン・ウェルズ(1915~85年)が大作「市民ケーン」(41年)で受賞したアカデミー賞の脚本賞のオスカーが21日までにロサンゼルスで競売にかけられ、約86万ドル(約6700万円)で落札された。競売会社が明らかにした。このオスカー像はウェルズの死後に遺族が所有した時期があるが、競売会社は明らかにしていない。落札したのは韓国系企業。現在授与されるオスカー像は、受賞者は事実上第3者に売却できないとの制約がある。この規則ができる以前のオスカー像は、貴重な品としてまれに競売に出品される。