ロイヤルコペンハーゲン(ROYAL COPENHAGEN)エンドウ豆の上に寝たお姫様 オブジェ【1911年以来まだ9人の姫しか生産されていません】
◆高さ 45cm
◆主要材料 磁器
-このプリンセスの価値-
デコレーションを始めて、最終的な製作するには
7~8カ月以上の製作時間を要します。
1911年以来、ロイヤルコペンハーゲンは
合計で9人の姫しか作っていません。
つまり10年に一体という価値を持ちます。
北欧の最も著名な彫刻家一人として知られている
ゲアハルト へニングは1911年にデンマークの文豪である
ハンス クリスチャン アンデルセンの童話
「エンドウ豆の上に寝たお姫様」をテーマに、
オーバーグレイズ製法でこのフィギュリンを生み出しました。
この童話の内容を大きく省略して説明すると
一粒のエンドウ豆の上に寝た事によって
王子様のお妃様になった一人の少女の幸運なお話です。
アンデルセンは童話の中で1830年代当時の社会の中に
存在した階級制度を描写しています。
へニングはその描写に想像力を沸かせ
繊細なお姫様をここまで秀逸に表現する事ができました。
細部の幻想的な装飾にはへニングの東洋に対する
憧れが表現されています。
この作品はロイヤル コペンハーゲン製陶史の中でも
特に傑出した芸術作品として、
1912年にはパリの美術展覧会でも高く評価され、
『グランプリ』を受賞しています。
デンマークの【老舗ブランド】
ロイヤルコペンハーゲンは
1775年にデンマーク王室の庇護を
受けて創設されました。
現在でもデンマークの皇室では
ロイヤルコペンハーゲンの
器を使用しています。