日米の戦争
仕事の関連で、戦争の資料を図書館から借りてきた。 玉音放送のCDなんかもあるんだあ。戦艦マニアみたいなものから、ヒロシマ・ナガサキや沖縄のことなど、改めて読んでみると初めて知ったこともたくさんある。 ある資料のあとがきに、最近の大学生が日本とアメリカが戦争をしていたことを知らなかったと書いてあった。で、どっちが勝ったの?ってその人は聞いてきたそうな。 ほんまかいな。歴史音痴の息子たちでさえ、「それくらい知ってるよお」と言っていたよ。 でも被爆者の写真とかは初めて見たといっている。しばらくページをめくって、「重くなるねえ」とつぶやいた。戦争なんてほんとになくなってほしい、と。 残酷だから、と見ないまま学校を卒業してしまったら、前記の大学生のようになるのだろう。ほんとに戦争のことまでやらずに歴史を終えてしまう学校もあるのかもしれない。 おそらくそれについては文科省はうるさく言わないんだろうな。 思い出してみれば、自分も子どものころはヒロシマナガサキとかは避けていたような気がする。「はだしのゲン」とかも読んだのはごく最近の話だ。 子どものうちにはっきりと戦争について学ばせること。それが大人の責任だと思う。